復興庁復興庁
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

根本復興大臣の会見[平成25年5月24日]

根本復興大臣記者会見録(平成25年5月24日(金)9:19~9:25 於)記者会見室)

1.発言要旨
 私から4件申し上げたいと思います。
 1件目は、「『高齢者標準』による活力ある超高齢社会」に関する懇談会の開催についてです。
 本日13時から復興推進委員会「『高齢者標準』による活力ある超高齢社会」に関する懇談会を開催します。
 復興推進委員会での「新しい東北」の創造に向けた議論では、5つのテーマについて、私も参加する懇談会を設け、各分野の有識者との意見交換を実施してきております。
 今回のテーマについては、先日開催した復興推進委員会でも議論いただきましたが、本日は、これからの高齢社会におけるコミュニティのあり方、まちづくり、医療や福祉等に関し、日本を代表する有識者の方々にお集まりいただき、先日の委員会での議論を更に肉付けしていきたいと考えております。
 2件目は、復興推進委員会の宮城県現地調査についてです。
 先月実施した福島県への現地調査に引き続き、明日25日(土)、復興推進委員会の委員が、宮城県南三陸町、石巻市、東松島市、仙台市において、現地調査を行う予定です。
 復興推進委員会では「新しい東北の創造」について御審議いただいており、被災地における現状や取組等について、しっかり受け止め、御審議いただきたいと思います。
 3件目は、第11回復興推進委員会の開催についてです。
 第11回復興推進委員会を、28日(火)15時から開催する予定です。
 当日は、「新しい東北の創造」の5つの柱のうち、「持続可能なエネルギー社会」及び「頑健で高い回復力を持った社会基盤(システム)の導入で先進する社会」等について議論したいと思っております。
 4件目は、福島県訪問についてです。
 26日(日)、福島県田村市を訪問し、田村市長と意見交換を行うとともに、田村市内を視察する予定であります。
 田村市が復興・早期帰還に向けて抱えている課題や要望事項等について、しっかり受け止めてまいりたいと思います。詳しい日程については、現在調整中であります。
 私からは以上です。

2.質疑応答
(問)福島訪問についてなのですけれども、具体的にどういった課題で意見交換をされるのかを詳しくお聞かせいただきたいのと、しばらく法定協議会等を開かれておりませんが、これも近々やる予定はあるのかどうかお聞かせください。
(答)田村市の特徴は県中地区でありながら、東電福島第一原発からの距離も遠くなくて、避難指示区域を抱えている自治体という特徴があります。一方で、放射線量も比較的低く、住民の皆さん、自治体、除染事業者一体となって除染に取り組んだ結果、避難指示区域内で一番、除染が進捗している地区でもありますし、こういう特徴がありますし、幸いにも、地震被害の影響は小さく、ライフラインも復旧している状況にある地域です。
 今回、平成25年度当初予算も成立して、いよいよ「福島ふるさと復活プロジェクト」も動き始めますので、これまで作り上げてきた体制や施策、これをフルに活用し、市とスクラムを組んで住民の皆さんが一日も早くふるさとに帰還することができるように、という視点で田村市の今抱えている問題・課題を国がどう支援していくかという視点でお話しをしたいと思います。
 それから、除染事業の除染実施状況、これについても現地で確認することとしたいと思います。
 法定協議会は、しかるべきタイミングを計りながらやりたいと思います。

(以    上)

ページの先頭へ