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平野復興大臣の会見[平成24年12月25日]

平野復興大臣記者会見録(平成24年12月25日(火)10:14~10:20 於:復興庁記者会見室)

 1.発言要旨
 私から特に報告すべき事はありません。

2.質疑応答
(問)民主党の代表選についてお伺いしたいのですが、海江田議員と馬淵議員の二人が立候補をされました。投票日等を巡って、当初予定していたよりも伸びた形での投票日になるのですが、お二人の候補について大臣はどうお思いでしょうか。
(答)お二人共それぞれ立派な方ですし、この難局の時に党を引っ張ると決断していただいた方ですし、お二人に敬意を表しながら投票したいと思います。ただ、残念ながら今日は午後から福島県を訪問ますので、11時から不在者投票をして、福島県訪問は予定通り公務ということで優先させたいと思っていました。

(問)大臣は、以前の会見で若い方がいいとおっしゃっていましたが。
(答)一般論としてはそうです。

(問)どちらの方が当選するかはわかりませんが、新しい代表にはどのようなことを期待したいですか。
(答)とにかく党の再生ということで、新しい党の清新なイメージを出していただければいいと思います。あとは何と言っても来年の夏の参議院選で引張って頂ければ非常にありがたいと思います。

(問)失礼ながら、民主党の代表選なのですが本命不在という印象はお持ちではありませんか。
(答)本命不明というよりも、二人も立候補していますから、先ほど言ったように難局の中で党を背負って立つとおっしゃって出ていただいた方ですから、本命不在とかそういういい方というのは少し違うのではないかと思います。

(問)関連して、今日午後からいらっしゃらないということだったのですが、党の再生が厳しいところからのスタートとなります。これから再生に向かってどのように党は歩んでいかなくてはならないか、何かお考えがありましたら聞かせて頂ければ。
(答)民主党として何をしなくてはならないのかということについての政策をもう一度まとめて、それで次の参議院選に何を訴えていくかということが基本だと思います。衆議院選挙でもいろいろ訴えてきましたけれども、それを大きく変えるということはまずないと思いますけれども、訴え方で何が不足していたか、訴える力が足りなかったのかをこれから検証して参議院選挙に向けて体制、何を訴えるかについてきちんとまとめて頂ければありがたいということです。

(問)本当にコンパクトで結構ですが、次の大臣に引き継ぐべき最大の懸案というのは何でしょうか。
(答)次の大臣に引き継ぐべきは、1つは高台移転の促進化ということになると思います。あと、原発事故避難者全体の帰還に向けてどういう課題があるか等これは引き継ぎたいと思います。細かい点では何点かペーパーで用意しており、各論としては4点か5点に絞って引き継ぎますけれども、概ね全体としてそれ以外に2つの柱についてお話しさせて頂きたいと思います。

(問)自民党の新しい政策に関連してなのですが、全国防災に当たるようないわゆる南海トラフ地震の対策工業事業を増やすというふうに自民党は打ち出しておりますけれども、被災地の中では防災自体に必要性を認めつつも全国で公共事業が始まることが、逆に復興の担い手を奪ってしまうのではないかという懸念もありますがいかがでしょうか。
(答)なかなか難しい問題で、私自身も今でさえ復興の現場では、いろいろな型工や鉄筋工等はじめ、建設労働者の不足がかなり顕在化しているということ、資材は段々追い付いていくと思いますが、特に人の問題については奪い合いみたいな、引っ張り合いみたいなところがありまして、そこに新たな補正予算みたいなものが出てきたときにどうなるかという懸念はあります。ただ、一方で経済対策ということ、それから与党の考える話ですから、全国防災というかたちでそれが必要だということであれば、それに予算をつけて、あとはそれなりの対応を考えていくということになるのではないでしょうか。

(以    上)

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