復興庁復興庁
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

土屋復興大臣記者会見録[令和5年10月13日]

令和5年10月13日(金) 11:00~11:05 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨
 

 去る10日の火曜日に、都内で福島県から避難されている方々とお会いし、貴重な御意見をお伺いしました。参加された避難者の皆様からは、生活再建支援拠点が実施する交流会開催の感謝の気持ちとともに、引き続き交流会を実施してほしいといったお話が多数寄せられました。帰還について、時期が来れば考えたいが、避難元での生活基盤が心配という声、また震災の教訓を後世に伝えていくべきだという声も聞かれました。大変皆さん率直な意見をおっしゃいまして、私としても避難者の悩みというのを感じた次第でございます。

 避難されている方が、お話の中でも、帰還しようかな、でも今は無理かな、でも人によっては、いずれ、墓は向こうにあるから最終的には僕は帰って実家の墓に入るんだなんて言う方もいらっしゃって、本当に一人一人の歩んできた歴史とか、それから人生観とかそういうものまで深く聞かないと分からないなと。かなり皆さん心は揺れているという感じもありましたが、既に生活の基盤が東京にある方、こちらの避難した地域にある方にとっては、そこでも友人ができているし、なかなか帰りたい思いと帰ったら心配という思いが複雑に交錯しているというような感じでございました。

 私としては、希望される方がいる間は交流会というのは非常に重要なんじゃないかと思った次第でございまして、交流会を続けるならサポートしてあげたいなという思いでございます。

 人に会うこと、一人でも多くの関係者に会うことが非常に重要だということを今痛切に感じておりまして、引き続き現場主義の下、どのような施策が避難されている方々へ支援できるか、寄り添えるかというのを考えながら、これからも活動を進めていきたいと思っています。

 

 

2.質疑応答

(問)復興行政と関係ない質問で誠に恐縮でございますが、来週の火曜日から靖国神社のほうで例大祭が開かれるという予定になっています。大臣、参加の予定、また、もし参加されない場合は、真榊などの奉納についてどう考えておられるのか、そちらについて伺えればと思います。

(答)今までも議員としてたまに行ったり、あとは秘書を行かせたりということはありまして、今の段階で大臣としてどうするかはまだ考えておりません。すみません。


(以  上)

ページの先頭へ