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土屋復興大臣記者会見録[令和5年10月6日]

令和5年10月6日(金) 11:00~11:04 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨
 

 明日10月7日に福島県を訪問しまして、大熊町で開催される「ふたばワールド2023」に参加するとともに、東京電力福島第一原子力発電所を視察いたします。

 以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)明日、大臣は福島第一原発を視察されるということで、昨日から処理水の放出の2回目も始まっております。正にそういった現場も視察されると思いますけれども、今回の視察で注目されて見ていきたいなと、確認していきたいなという点はどんな点かということと、また、東京電力の幹部の方とも意見交換されると思います。そういった時に復興大臣としてどんなことを求めていきたいか、この2点を教えてください。

(答)今回、東京電力の福島第一原子力発電所に足を運び、1号機から4号機の原子炉建屋の現状、廃炉の進捗状況、ALPS処理水の貯蔵タンクや海洋放出設備の稼働状況等を確認する予定でございます。私が以前視察した際には、タンクの増加が問題視されておりまして、ALPS処理水の処分は重要な課題だと考えております。

 ちょうど私は被災があった2年後に行っておりまして、非常に厳しい状況の中で防護服を着て、線量が非常に高い所を視察させていただいた記憶がございまして、今回どのようになったかという状況を是非見てみたいと思いますし、2回目のALPS処理水海洋放出が開始されたところでございますけれども、設備等も見せていただき、安全性についても特に着目していきたいと思います。

 以上でございます。

(問)東京電力の幹部の方との意見交換で何か求めていきたいことは。

(答)やっぱり処理水のミスは許されないことだと思いますので、常に緊張感を持って行っていただきたいという思いでございます。

(問)関連で、処理水放出の2回目が始まっていますけれども、改めて政府としてどういった点に気を付けて取り組んでいきたいか、御所見をお伺いしたいと思います。

(答)やはり安全性が非常に重要だと思いますし、処理水の濃度の問題とかそういうところを常にチェックしていく体制は、きちっと今後も続けてもらいたいと思っております。復興庁として考えるところは、科学的根拠に基づいた正確な情報を国内外に分かりやすく発信することが非常に大事だと思っておりますので、常に新しい情報を入手しまして、機会あるごとに安全性については発信していきたいなと思っております。

 また、海外市場もそうですけれども、トップセールスで三陸・常磐ものをはじめとする地元産品や地域の魅力を更に効果的に発信してまいりたいと思います。何といいましてもこの処理水の安全性というのは非常に、常に重要な問題だと思いますので、しっかりと伝えていきたいと思います。


(以  上)

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