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土屋復興大臣記者会見録[令和5年10月3日]

令和5年10月3日(火) 10:59~11:08 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨
 

 明日4日に、宮城県石巻市、南三陸町、気仙沼市を、5日に岩手県陸前高田市、大船渡市、釜石市をそれぞれ訪問します。

 宮城県の石巻市では、宮城復興局にて職員に訓示を行うとともに、「石巻南浜津波復興祈念公園」にて献花・黙とうを捧げます。南三陸町では、「南三陸町震災復興祈念公園」にて献花・黙とうを捧げ、「南三陸311メモリアル」を視察します。気仙沼市では、「気仙沼市復興祈念公園」にて献花・黙とうを捧げます。

 岩手県の陸前高田市では、「高田松原津波復興祈念公園」にて献花・黙とうを捧げ、「東日本大震災津波伝承館」を視察します。大船渡市では、「おおふなぽーと」にて黙とうを捧げます。釜石市では、岩手復興局にて職員に訓示を行うほか、「うのすまい・トモス」にて献花・黙とうを捧げ、「いのちをつなぐ未来館」を視察します。  また、両県の市町において、各首長等に就任のご挨拶をした上で、復興の状況等についてお話を伺います。

 なお、被災地でご活躍されている女性の方々とお会いする機会もいただいており、被災当時の苦労や地域活性化、復興に向けた取組など、魅力的なお話をお伺いします。

 以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)5日に岩手県を訪問ということで、沿岸部のほうを訪問されるのは就任後初めてになるかと思うのですが、改めてどういったところを現場で見て、どういったところを次の事業等に生かしていくか、お考えをお聞かせください。

(答)先日、岩手の知事さんにもお会いしまして、ALPS処理水の海洋放出に伴う水産業への影響などについてもお話を伺ったところなのですが、やはり水産業を主な産業としている地域でございますので、これからも三陸ものの安全性と魅力を発信し続けていくのが大事かと思っております。

 また、南三陸町においては農業、観光業、地域福祉活動の分野で活躍する女性3名と、釜石市においては、被災時に料亭を避難所として開放した若女将さんとお会いする機会があるということで、これは大変楽しみにしております。女性の視点からの災害復興の苦労などを聞かせてもらえればと思っております。

 それと、岩手ではないのですが、今回チャンスがないのでお会いできないかもしれないのですが、埼玉県から陸前高田市に下着の会社をつくっている女性の経営者がおりまして。若いころから本当に仲良しだったので、まだ彼女に電話はしていませんが、そんな思いもあり、陸前高田へ行くということは、発展を見られるかなと思います。

 また、(震災)直後、1か月後に私は気仙沼に入っておりますので、そのときの状況は本当にすごい状況だというのは今残っておりますので、やはりその後の復興、気仙沼がどうなったかというのは私にとって非常に、今回の機会を通して変わった気仙沼を見られるかなと思っております。

(問)大臣の資金管理団体の家賃のお話です。弁護士の方に相談して今、確認されているということでしたが、その後、今はどういう状況かお話しいただけますか。御実家について家賃の支払いがされていないということで、それについて計上して修正されたりするかどうかということについて、調べていますということで。

(答)そのことについては、今のところまだ検討中でございまして、弁護士によっても判断が大分違うようなので、検討中でございます。

(問)その後に、選挙スタッフに封筒で報酬をお渡しになられていたというような報道もあったのですが、この点について御見解を頂けますか。

(答)考えられない話でございまして、もう本当に、どういうことなのかという状況でございます。ボランティアに対して金銭を報酬として渡した事実はないんです。シール貼りとかで来ていらっしゃる方たちなのですが、私の場合、みんな無料でもすごくたくさん集まってくださって、そういうことは全くなくて、お金をあげられないですと言っても、全然構わないと言って集まってくださっている、いつも同じメンバーに近いんです。それを、きちんとうちのほうは、県の選管が、そういう場合も、お金を払わなくてもボランティアの人は全部名前を出して、そして例えば2,000円かかったら2,000円、そしてそれは寄附されましたということを全部資料に書くのだということを言われていて、会計がしっかりとその指示に従って作っております。だからそこは問題ないし、あと、封筒に入れて、そんなことあり得ないと思っておりますので、何かの誤解ではないかと思います。 ただ、取材して歩いている方が、2年前の話なので、その人たちは書類をそういうふうに出すっていうのを知っている人って、一般の人、知らないと思うんです、選挙法の中で。例えば2,000円をボランディアとしてもらったけど寄附しましたっていう形にしているという、その書類の書き方などというのは、一般の、ただボランティアに来てシールを貼ってくれた方々は全く知らない話なんです。そういうところへ取材に行って、お金をもらいましたか、もらいませんかみたいな話を聞いて歩いているらしいのですが、うちとしてはそういう方にお金は一切渡していませんので、よく分からない話でございます。

(問)念のためなのですが、大臣は御認識はないということだと思うのですが、お話からしますと。今のことでいうと、金銭を渡すということはないですという、御認識ないということですね。例えば、それは他の秘書の方などにも一応御確認されて「ない」ということになるのですか。つまり、大臣は認識はないですが、秘書の人が渡していたとか、そういったこともございませんか。

(答)うちの事務所は、そういうことは一切ありません。私が知らないところでそういうことが起こるということはありません。もし起こるとしたら、それは私の知らない人が何かそういうことをしたということで、うちの事務所のスタッフということはあり得ないと思います。


(以  上)

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