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土屋復興大臣記者会見録[令和5年9月25日]

令和5年9月25日(月)15:15~15:25 於)岩手県庁第1応接室

1.発言要旨
 

 皆さん、こんにちは。

 今日は達増知事にお会いして意見交換をすることができました。

 達増知事と私は同期でございまして、外務委員会ではずっと一緒に委員会のメンバーとして仕事をしていましたので、本当に久しぶりにお会いして、懐かしく思っていろんなお話をさせていただきました。

 私からは、被災地の復興については、復興大臣として現場主義に徹し、できる限り現場に入って皆さんの意見を聞いてしっかりと働きたいということを伝えさせていただきました。

 そして達増知事からは、東日本大震災津波からの復興に向けた取組状況をお話しいただくとともに、提言そして要望としては、心のケアとコミュニティーの形成など、被災者の生活再建に対する要望がございました。

 それから、農林水産業や商工業、観光の振興などなりわいの再生に向けても言及いたしまして、その支援、例えば鮭の数が取れなくなっている状況の中で、今厳しい水産業に対しての支援が必要だという話もありました。

 それからALPS処理水の問題については、しっかりと広報して、内外へ向けてできるだけ早く処理水の問題が解決するようにということで、我々もしっかり頑張っていきますというお答えをさせていただきました。

 それからUターン、Iターンの問題ですけれども、若者や女性の活躍に向けた支援というお話がありましたけれども、今、全国的に女性の活躍というのは非常に重要でございまして、女性が小さな会社を興そうとしてもなかなか厳しい中で、スタートアップを応援しておりますので、そういう点においても、もしそういう女性たちが何かやりたいようなことがあったら私たちがつないでまいりますということもお話しさせていただきました。

 いずれにしても、これ以外にも様々な問題も出てくると思いますけれども、我々はしっかりと受け止めて、本当にどんな些細なことでも復興に向けて支援をしていきたいと考えておりますので、我々が司令塔として、しっかりと様々な省にいろいろな皆様の御要望をつないでいきたいと思います。いずれにしましても、一日も早い被災地の復興に向けて一生懸命頑張っていきたいと思います。

 今日は高木副大臣、平沼政務官も来ておりまして、省を挙げて頑張るということで、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

 

2.質疑応答

(問)先ほど知事のほうから様々な要望のほう、コミュニティーであるとか、あとは失業対策であるとか要望を出されたということでした。本予算の編成も間もなくスタートしてくるかと思うんですが、被災地に向けての新しい事業であるとか、重点化する予算であるとか、そういった方針というものがあればお聞かせいただきたいと思います。

(答)今、6年度の要望はしっかりとまとめて出しておりまして、皆様の声をしっかり踏まえて、予算をまとめてしっかりと取っていけるようにして、その中で皆さんの要望をしっかり受け止められるようにしていきたいと思います。必要な予算の確保には引き続きしっかりと取り組んでいきたいと思います。

(問)特にどういった事業が重点化していくべきものだと思っていますか。

(答)先ほども話がありましたけれども、この鮭の種苗の放流、この問題が宮城県でもありまして、やはり結構大きな問題だろうと思いますので増額して要求をしております。それから物価高騰に関しては、かなり餌の問題とかが大変だということを伺っておりますので、この辺も切れ目ない支援をしていきたいと思っております。

 そんな感じだと思いますけれども、いずれにしても、今まで応援してきたものに関しましてはしっかりと予算を取って進めていきたいと思います。

(問)現場主義というふうに大臣はおっしゃっていたと思うんですけれども、今日訪れて達増知事とお話をしていく前と後で、復興に対する大臣としての思いはどのように変わられたか、どのように取り組まれていきたいかということを教えてください。

(答)岩手に来たのは相当昔、中尊寺に2回ぐらい来ているのと、あとはこないだお話ししたんですけれども、私は災害特別委員会の理事だったので、岩手・宮城地震で奥州市にあの地震の翌日入っているんです。そんな記憶がございまして。ただ復興後の姿というのは今回初めて参りましたので、道路の話とかが出ました。復興前よりも道路事情も良くなったという話を聞いておりますので、今日はもう時間の都合でこのまま帰らなきゃならないんですけれども、必ずまた参りますので、その時にしっかりと見せていただいて、また感想を述べさせていただきたいかなと思います。

(問)今、被災地に足を運んでというお話がありましたけれども、いつぐらいの御予定で、あるいは現地に入ってどういったお話を聞いていきたいなというふうにお考えかお伺いできますか。

(答)私は就任した時に、体力の続く限り足を運びたいということ。今予定がはっきりはしていないんですが、気持ちは酌んでいただきたいと思います。

 私は、女性か男性かは関係ないかもしれませんけれども、意外に女性の声というのが隠れてしまう傾向にありますので、私が女性で、女性の方が私に言いやすければ、機会があれば、女性のグループの何か集まりとかがあれば、そういうところに顔を出したいなと思っています。


(以  上)

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