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土屋復興大臣記者会見録[令和5年9月26日]

令和5年9月26日(火)11:00~11:07 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨
 

 1点目、9月27日、明日でございますけれども、富岡町、浪江町、南相馬市、飯舘村、川俣町、田村市を訪問し、各首長への就任の御挨拶をさせていただきます。今回の訪問で、原子力災害被災12市町村の各首長への就任の御挨拶を終えることとなります。

 2点目、ALPS処理水に関する風評を抑制・払拭することに加え、三陸・常磐地域の水産業等の本格的な復興や持続的な発展を後押しするため、昨年12月に経済産業省、復興庁、農林水産省にて「三陸・常磐ものネットワーク」を立ち上げました。

 この取組の一環として、明日27日の昼に中央合同庁舎4号館の国会側駐車場において、復興庁をはじめとした合同庁舎4号館の職員向けにキッチンカーによるお弁当販売を開催いたします。

 私は残念ながら公務出張が入っていまして、当日お弁当を購入できませんが、復興政務としては平沼政務官が購入予定でございます。皆様も、どうぞよろしくお願いいたします。

 キッチンカーによる活動は、三陸・常磐ものを応援するという趣旨で開催しており、一般消費者にも利用いただける機会もあります。

 詳細については貼り出しもしますので、事務方にお問合せください。

 以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)2点目の三陸・常磐もののキッチンカーについてですが、一般の方向けに消費が広がるということが重要かなと思うのですが、その点、どのような形で広げていきたいかというお考えがあればお願いします。

(答)私自身も、復興大臣になる前に、キッチンカーがあちこち訪問して、国民に対して被災地の、特に三陸・常磐ものを応援する機会があればいいなと思っていましたけれども、今、こうして始めているということに対しては、これを広げたいなという思いでございます。

 いろいろな業者さんの応援が必要でございますので、これからも参加していただける業者さんを増やすように努力していきたいと思っています。

 私、この間、余談でございますけれども、地元へ入ったときに、お寿司飯に魚介がたくさん入ったものをお昼に食べさせていただきましたが、ものが全然違います。やはり現場で捕れて、特に一大産地でございますので、肉厚のホタテとか、あと私はメヒカリが大好きなのですが、人生の中であれだけ大きな立派なメヒカリは食べたことがないと思って感激した次第でございます。やはり、このすばらしい味とお魚の大切さを多くの人に知ってもらいたいなという思いでございます。

(問)処理水の海洋放出についてなのですが、放出開始から1か月が経過しました。大臣は水産物の現状であるとか、国内外への影響であるとか、現状をどのように捉えていらっしゃるのか、御見解、御認識についてお聞かせください。

(答)約1か月が経過したところでございますが、トリチウムの検査結果については基準値を下回っているということと、捕ったお魚もトリチウムの量をチェックしているようでございますが、そこは全く問題がないという結果が出ているということは承知しております。

 魚価については、どれだけ風評の影響が出ているかということでございますけれども、水産庁によれば、全体の傾向として大幅に下落しているといった状況ではない。一方で、ホタテが非常に注目を浴びておりまして、産地において価格の下落等が見られる。これは、やはり中国への輸出との関係があると思いますので、これからも中国に対してしっかりと安全性を伝えていくこと、それだけではなくて、全省庁一丸となって、いろいろな国に対して、やはり日本の処理水の安全性というのは訴え続けることが必要だという認識を持っております。

 そして、販路に関しましては、できる限り中国以外のところへの販路を広げるため、今、経産省も相当頑張っておられるということを承知しておりますので、私たちも連携を取りながら頑張っていきたいと思います。


(以  上)

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