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土屋復興大臣記者会見録[令和5年9月21日]

令和5年9月21日(木)16:00~16:10 於)宮城県庁第4F特別会議室

1.発言要旨

 本日は村井知事に復興大臣就任の御挨拶をし、意見交換をいたしました。今日来る前にも一度お電話でお話をしてから来ましたが、村井知事とは前にもいろんな会合で何回かお会いしているので、久しぶりにお会いして、本当に一緒に働けるということで光栄でありますということでございます。

 私から被災地の復興について、岸田内閣の基本的な方針に掲げられたことを紹介しまして、復興大臣として現場主義を徹底し、被災地に寄り添いながら復興の残された課題に取り組む決意をお伝えしました。

 村井知事からは、ALPS処理水の海洋放出に伴って、県民が不利益を被ることのないよう、風評対策等について国が最後まで責任を持って取り組んでほしいということでございました。県の水産業が希望ある持続可能な産業として確立するため、漁業者や水産加工業者等のなりわい維持に向けた支援の継続、充実をお願いしたいというお話がありました。

 本日のお話をしっかりと受け止めまして、知事と手を携えて一日も早い被災地の復興に向けて全力で取り組んでまいります。

 

2.質疑応答

(問)今の御挨拶でお話のあった、現場主義を徹底されるとか、残された課題に取り組むというところ、もう少し具体的にどうやってされていくのか教えていただいてもよろしいでしょうか。

(答)福島は原発の問題がありますので、福島と宮城県は大分違うと思うんですけども。

 インフラは大分進んでいますけど、やっぱり被災した後の心のケア等がまだまだ残っているということもありますので、そこら辺の支援や、やっぱり先ほどの産業のなりわいの再生、移転元地や造成地の土地活用がまだまだ問題があると思いますので、そういう点についてしっかりとやっていこうという認識でございます。

 それから、現場主義に徹底するということで、今日は知事にお会いして大臣に就任した報告をいたしましたが、今後、海岸の被災の大きいところを訪問して、やっぱり現場がどういう状況になっているかというのを見せていただくこと。知事にお話ししたのは、被災して女性がどのような苦労をされたか、またどのような思いで今後自分たちの地域の未来をつくるかという、女性との対話をしてみたいのでよろしくということもお伝えしたので、そういうことをしていきたいと思っています。

(問)お伝えした女性と対話したいということについて、何か知事からありましたでしょうか。

(答)特にはあれですけど、多分理解していただいたんで、機会があったら何か声をかけてくださるかもしれないし、また私も復興大臣として、予定が立てばそのときに知事とお話をさせていただいて、そういうチャンスを頂こうかなと思っています。

(問)被災した女性のどういう課題を吸い上げて、どんな対応をしていきたいか、イメージがあったらお願いします。

(答)どういう問題があるかというのを私は反対に聞きたい。それによって復興庁で応援できることは何があるだろうかということでございます。ですからその辺をしっかりと。やっぱり会って話をするということが大事だと思っておりますので、今のところは浮かびませんけれども。

 宮城のほうの状況を私は肌で感じるということが大事だと思っております。やっぱり現場に行かないと肌で感じることができない部分は相当あると思うんです。

 これは福島の内堀知事の話なんですけど、例えばでお話を聞いたんですが、女性の場合、やっぱり化粧品、化粧をするとか、ネイルケアをするとか、そういう自分をきれいに見せるというよりは、楽しみながら化粧をしたり、ネイルをしたりということ。男性には分かりにくいかもしれないけども、そういうことで幸せを感じる部分があるのではないかと。そういうことを女性から聞きましたということを聞いたので。ですからやっぱり会って聞かないと分からない部分なのかなと思っています。

(問)1点だけ確認させてください。先ほど、冒頭お話されていた発災から1か月後に、気仙沼の友人を訪ねられて。

(答)ミニテニスという新スポーツがあるんですけども、そこの全国の顧問なんですけど、埼玉県の会長を現在もしておりまして、その新スポーツが仙台でめちゃくちゃ盛んなんですね、ミニテニス。ミニテニスの人たちが被災したということで、それは大変ということで。1か月後でないと一般の人は東北縦貫を通らせてくれなかったので、1か月後、東北縦貫が通れるようになったときに、お水とか食料とかを積んで慰問に来たんです。その後、気仙沼にも友人がおりまして、お母様が被災したということを聞きまして、それで足を延ばして気仙沼まで行った次第でございます。


(以  上)

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