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土屋復興大臣記者会見録[令和5年9月19日]

令和5年9月19日(火)14:35~14:40 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 9月20日、21日に川内村、楢葉町、広野町、大熊町、葛尾村、双葉町を訪問し、各首長への就任の御挨拶をさせていただきます。

 また、大熊町において、この4月から小中一貫の義務教育学校と認定こども園が一体となった教育施設「大熊町立 学び舎ゆめの森」が開校し、約12年ぶりに町内での学校教育が再開となりましたが、このたび、その校舎が完成いたしましたので21日に落成式典に出席いたします。

 その後、宮城県を訪問いたしまして、村井知事に就任の御挨拶を行います。

 そして、また、翌週の9月25日に岩手県を訪問しまして、達増知事に就任の御挨拶をする予定でございます。

 以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)今日、ニュースなどでも既に報道が出ていますが、福島県の大熊町の特定復興再生拠点区域外で建物の解体工事の工事業者が、放射能濃度を測定していない鉄スクラップを無断で現場から持ち出して業者に売却するという、そういった事案があったというふうに一部報道でも出て、NHKでも報じております。

 環境省が発注した事業で、警察に今、相談しているということですが、復興という観点から、正にこの大熊町の特定復興再生拠点区域という区域は、去年の6月30日に避難指示が解除されて1年余りと、これからもっとより人口を増やしていこうという地域になります。そうしたところで法に触れるような可能性が行われる行為が起こっているということ、これは帰還を考えている方にとっては帰還意向をそぐことにもつながりかねないというふうに私自身は考えています。その点、復興大臣としてはこのニュースをどのように受け止めてられているか教えてください。

(答)事実関係に関しましては、報道によって承知しております。この問題は本当に大変なショックであります。現場の人は、本当に、やはり大熊町の皆さんと寄り添って仕事をしてもらいたいし、そういうふうにみんな頑張っていると思っていたわけでございます。今後、この問題については環境省にお尋ねいただきたいと思いますが、私のほうとしても、環境省ともお話をして、こういうことが二度と起こらないようにということを伝えたいと思います。

(問)冒頭御発言がありました被災地の訪問についてお伺いしたいです。川内村、楢葉町、双葉町など、まず市町村を訪問されるときに、どのようなお話をされたいかということと、あらためて村井知事と達増知事にもお会いになるということで、津波被害があった地域に対してどのようなお話をしたいか、その2点をお願いします。

(答)私としては、今回の訪問は、ある意味御挨拶もありますが、現状を少しでも把握したい、それと、現状で首長さんが最も悩んでいらっしゃることをしっかり伺ってきたいと思っておりますので、どちらかというと聴く側に回るようなことになるかと思います。

 それから、村井知事さんとは以前にも何回もお会いしていて、久しぶりにこの間電話会談をしましたが、会うのは楽しみであります。村井知事も本当に苦労されてずっと頑張っておられるので、長きにわたってのいろいろな節目節目の苦労なども聞かせていただきたいと思っています。

 それから達増知事も、私は外務委員会が長かったものですから、達増知事も外交関係出身でございますので、前からよく知っております。そういう意味でもお会いするのは楽しみにしております。

 ですから、それぞれの知事さんの御苦労を、やはりしっかりと受け止めて、そしてこれからの私の仕事の糧にしていきたいと思っております。


(以  上)

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