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渡辺復興大臣記者会見録[令和5年6月30日]

令和5年6月30日(金)10:26~10:31 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨
 

 本日、全国の信用金庫で組織いたします「よい仕事おこしフェア実行委員会」との包括的連携協定の締結式を行います。これは復興庁として初めての包括的連携協定となります。併せて、同実行委員会の事務局代表を務める城南信用金庫に対し、大臣感謝状を贈呈いたします。

 同実行委員会では、被災地の復興と地方創生を掲げて毎年主催している展示・商談会である「よい仕事おこしフェア」などによる事業者支援や震災の記憶に関する情報発信などを長年行っております。

 震災から12年が経ち、被災地の産業復興を進めるとともに、震災の記憶を風化させることなく次世代に継承していくことがますます重要になる中、こうした取組を更に推進する非常に有用な連携となることを期待しております。

 本連携協定を通じて、引き続き、一日でも早い被災地の復興再生に全力で取り組んでまいります。詳細につきましては事務方にお尋ねください。

 私のほうからは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)今日、経産大臣だったり農水大臣だったりと一緒に総理に面会されて、ALPS処理水の意見交換ということでお話をされたと思うんですけれども、具体的な中身について掌握する範囲でお願いします。

(答)まず今お話にあったとおり、総理をはじめ官房長官、経産大臣、外務大臣、農水大臣、そして環境大臣、関係閣僚が集まりまして、各省の取組について総理を含めた関係閣僚で情報共有をしたところであります。総理からは安全性の確保とそれから風評対策の徹底、地元や国際社会に対する丁寧な説明、情報発信を行うように指示がありました。

(問)渡辺大臣としては、復興庁の取組はどういったようなお話をされたんですか。

(答)私は従前から被災地に寄り添って、被災地の状況などのお話を聞いておりますが、具体的に申し上げるならば、一昨日、岩手漁連の会長とお話をして意見交換をしたところでありまして、しっかりと状況について私自身も確認をさせていただいたところであります。

(問)一部報道でEUが日本産食品の輸入規制を完全撤廃する方向で最終調整に入ったという報道があったんですけれども、先般、大使に言っていただいたり、こちらからも働きかけを大臣自らなさっていましたが、これは復興庁としてどこまで把握していらっしゃるか、また、大臣の所感をお知らせいただけますでしょうか。

(答)まず、復興庁として把握できる範囲というのはあくまでも報道ベースでしかありません。まず、その情報というのはそこまでということでありますが、私自身の所感でありますが、もともとEUの輸入規制に対しては撤廃していただくように在京の大使と懇談をしたと。私としてはこのような方向性として、是非とも輸入規制を撤廃していただきたい、その思いで今までやってきたわけでありますので、EUがそういう方向になっていただければ本当にありがたい、そのように思っているところであります。

 私としましては、EUやEU加盟国に早期撤廃を働きかけたと同時に、撤廃されれば被災地の復興にとても良き後押しとなるというふうに思っておりますので、今回の撤廃が実現することを期待しております。


(以  上)

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