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渡辺復興大臣記者会見録[令和5年6月27日]

令和5年6月27日(火)11:14~11:20 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨
 

 本日1点目でございますが、閣議で承認されました復興庁の幹部人事について説明いたします。

 7月4日付で石田優復興庁事務次官が退職し、その後任に角田隆復興庁統括官を充てることといたします。また、角田隆復興庁統括官の後任に、国土交通省大臣官房長の宇野善昌氏を充てることといたします。更に、同日付で経済産業省へ転任する由良英雄復興庁統括官の後任に、公益社団法人福島相双復興推進機構専務理事兼事務局長の桜町道雄氏を充てることといたします。

 2点目です。先週21日に、福島県内の除染で生じた除去土壌を用いた鉢植えを小島復興副大臣室、竹谷復興副大臣室及び中野復興大臣政務官室の3部屋に追加設置いたしました。私の部屋には、令和3年7月から既に設置済みであります。

 除去土壌を用いた鉢植えを復興庁内に追加設置することによりまして、来客への紹介などの機会を通じで情報発信を行い、除去土壌の福島県外最終処分や再生利用等に関する更なる理解醸成を図ってまいります。

 3点目。明日6月28日に岩手県、29日に福島県を訪問いたします。岩手県では盛岡市を訪問し、岩手県漁業協同組合連合会と水産業の様々な課題について意見交換を行います。ALPS処理水の処分や水産業関連の取組についても、現状の情報共有を行うつもりであります。

 また、翌日6月29日は福島県飯舘村、南相馬市、双葉町並びに大熊町を訪問いたします。飯舘村では、長泥地区の長泥コミュニティーセンターや再生利用実証事業の取組状況等を視察いたします。南相馬市では、福島ロボットテストフィールドを視察いたします。双葉町と大熊町では、特定復興再生拠点区域外を視察するとともに、大熊インキュベーションセンターを視察いたします。

 4点目。8月2日、3日に、復興庁にて「こども霞が関見学デー」を実施します。「こども霞が関見学デー」では、子どもたちに被災地の今とこれまでの復興の取組を学ぶ機会を提供しています。今年度は、お手元の資料のとおりクイズに答えながら復興庁新聞を作成するプログラムであります。

 参加には事前申込みが必要で、本日からメール又は往復はがきで受け付けいたします。多くの子どもたちが参加してくれることを期待しております。

 詳細については事務方にお問い合わせください。

 私のほうからは以上でございます。

 

 

2.質疑応答

(問)先週、全漁連が、ALPS処理水の海洋放出に対して改めて反対するような意思を表明する特別決議を採択しましたが、受け止めがありましたらお願いします。

(答)先週、全漁連から経済産業大臣に対してそのようなことがあったというふうにお聞きしております。

 ALPS処理水については、やはり決して先送りできない課題であり、政府としても国民や地元の方々をはじめとして、継続的に丁寧に説明を尽くしていくことが大変重要であると考えております。政府一丸となって、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 理解醸成を進めていくことが大変重要だというふうに思っておりますので、私自身、今後ともしっかりと取り組んでまいりたいと思います。


(以  上)

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