復興庁復興庁
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

渡辺復興大臣記者会見録[令和5年6月13日]

令和5年6月13日(火)10:19~10:26 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 本日1点目、第42回復興推進委員会を6月19日月曜日に開催します。当日は、避難指示解除の状況や福島特措法の改正、F-REIに関する最新の状況を含め、復興の現状について説明し、御意見を頂く予定です。復興推進委員会の詳細は、事務局に御確認ください。

 2点目、震災から12年が経ち、記憶と教訓の継承がますます重要になる中、震災伝承の第一線で活躍されている語り部等の皆様に、私、復興大臣から感謝状を贈呈することといたしました。

 これは、被災3県の伝承団体や自治体からの推薦を受けた計67名の方に、被災地内外の防災・減災意識の向上に貢献いただいていることに対する感謝の意を示すものであります。今後とも、語り部等の皆様の取組を通じて、震災の経験が語り継がれ、次の災害への備えが促されることを期待しております。

 併せて、産業復興や地域課題の解決に向けた積極的な取組を行ってこられた被災地域の事業者等30団体に対しても、その貢献に感謝の意を示すため、感謝状を贈呈いたします。

今後とも、事業者の皆様の活力ある取組を通じて、被災地域での産業復興がより一層進展することを期待しております。

 詳細につきましては、事務方にお尋ねください。

  私のほうからは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)この週末に経産省の西村大臣が、宮城と福島、茨城の3県の漁業者の方と海洋放出に関して意見交換をされたと思うのですが、その中で、風評被害の対策についての支援が少し足りないのではないかといったような意見が漁業者のほうから出ているのですが、こういったことに対して、復興庁としての受け止めであったり、今後何か追加していくようなお考えがあればお聞かせください。

(答)西村大臣が関係の漁連の皆様方と会談をしたということは、報道で承知しております。漁業関係者をはじめとする地元の方々の風評の御懸念があることは、私自身も理解しているところでございます。

 ALPS処理水の処分は、決して先送りのできない課題であり、政府として、国民や地元の方々をはじめとして、継続的に丁寧に説明を尽くしていくことが必要であると、まずそのように思っております。

(問)冒頭に発表がありました感謝状の贈呈なのですが、これは初めてなのかということと、このタイミングになってというところをもう少し御説明いただければと思います。

(答)今回、このような形で進めるのは初めてでございます。その理由でございますけれども、震災から12年がたちました。今、様々な形で、記憶と教訓の伝承というものをどのようにしていく必要があるかということを議論しているところでありますが、その中で大事なことは、震災伝承の第一線で活躍している語り部の皆さんに、引き続きしっかりと後世に伝承していただく大変重要な役割を担っているというふうに認識しておりますので、私のほうからその点について感謝状を贈りたいということで、決めさせていただきました。

(以  上)

ページの先頭へ