1.発言要旨
宮崎県宮崎市で開催されましたG7農業大臣会合の会場施設内で、復興庁ブースを出して復興関連展示を行いました。ブースでは、被災3県のジュースの試飲や銘菓の試食、伝統工芸品の展示、パネル展示のほか、スタッフが福島県の伝統芸能の衣装を着て来客へのもてなしをしました。今回は農林水産省のアレンジで、各展示ブースを視察するプレスツアーや代表団ツアーなどもあり、参加閣僚をはじめとして多くの方々に展示ブースにお越しいただきました。
また、農林水産省の御配慮で、会合前日、4月21日の歓迎レセプションにおいては、被災3県のお酒と福島の桃ジュースを振る舞っていただきました。農林水産大臣、そして農水省の皆さん方に心から感謝申し上げます。
引き続き、機会を捉えまして復興広報に取り組んでまいりたいと思います。
私からは以上です。
2.質疑応答
(問)今、農務相会合の話がありましたが、本番のG7の広島サミットでの広報の機会というのをどのように捉えていらっしゃるか教えてください。
(答)基本的には、復興の状況を多くの方に知ってもらうということは大変重要なことでありますので、様々な機会を捉えて、復興庁の取組について、展示又は農産品を試飲、試食していただいたりすることを進めているところでありますが、特にG7についての具体的な内容ということでございますか。
(問)決まっていなければそれでもいいのですけれども、もし機会があれば、そのように取り組んでいきたいなど思いがあれば。
(答)思いは、やはり現在の復興の状況をできるだけ多くの海外から来た人たち又は海外のプレスの皆さん方に知っていただきたい、そういう機会を是非とも提供していきたいというふうに思っておりますので、様々な機会を捉えて、そういったことを進めてまいりたいと思っております。
特に、発災から12年たちましたものですから、現在の被災地の状況について少しでも御理解していただくこと、そしてまた、特に輸入を規制している地域にいかに早く解除してもらえるような環境をつくっていくことが大変重要だと、そのように感じておりますので、こういった復興のものについて、復興広報には今後も全力で取り組んでまいりたいというふうに思っています。
(問)今の関係で、検討中ということでよろしいのでしょうか。御予定、広島のほうではあるんですか。
(答)やはり、どういう形で効果的に示していけるかということを検討しております。
今言ったように、G7の農林大臣会合については、もう既に今言った報告をさせていただいておりますけれども、実際の広島サミットの状況については、現在、具体的な形、より効果的なものを検討しているということでございます。
(問)今お話もありましたけれども、現場の反応というのはいかがでしょうか。
(答)農水大臣の関係については、実際にカナダのビボー農業・農産食料大臣など現場に来ていただいたり、英国のハリソン自然環境及び土地活用担当大臣もお見えになりました。更にはイタリアのロッロブリージダ農業・食料主催・森林大臣も来訪していただいております。そのほか、参加代表団のツアーにおいても復興庁のブースに来ていただいたということで、大変活気を帯びていたということでございます。
農水省の皆さん方も一生懸命アピールしていただいたものですから、復興庁ブースも結構にぎやかであったということでございます。
(問)本日、飯舘村の復興拠点の避難指示解除が正式に決まりますけれども、大臣の受け止めと今後の課題について見解をお伺いします。
(答)まずは、飯舘村の関係につきましては、4月15日に福島県及び原子力災害現地対策本部が協議を行って、5月1日に解除することで合意されたということは承知しております。
避難指示の解除はゴールではなく、これからがスタートだという認識でありまして、復興庁としましては、今後とも関係省庁と連携して地域の復興に取り組んでまいりたいと思っております。
(以 上)
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