1.発言要旨
どうも皆さん、お疲れさまです。
まず1点目でございますが、本日9日、福島県新地町、浪江町及び福島市を訪問いたします。
新地町では、大堀町長に就任の御挨拶をさせていただきます。
浪江町では、福島国際研究教育機構の立地に関して、福島県から御提案のあった候補地を視察いたします。
その後、福島市で内堀知事と面談し、福島県の御意見を丁寧に伺い、提案内容をしっかりと確認をさせていただきたいと思っております。
また2点目ですが、来週13日の火曜日と14日の水曜日の2日間、仙台国際センターで「東北復興水産加工品展示商談会2022」が開催されます。この商談会は、三陸・常磐地区の水産加工業者の復興のために、販路開拓や情報発信を図るものです。本年は8回目の開催で、対面での開催は3年ぶりであります。被災地の水産加工業者の皆さんにとって、新たな販路の開拓など、ビジネスチャンスをつかむ絶好の機会であると考えております。今年は、水産加工業者89社から出展の登録があり、例年5,000人程度の来場者が見込まれています。
2日目の14日、水曜日には、復興庁主催のパネルディスカッションも予定しております。これは、復興庁が商品開発や販路開拓等について個別に伴走支援をしてきた水産加工業者や有識者を交えて、「復興10年を踏まえ、これからの10年に対する意識改革」と題して、withコロナでの水産加工品のトレンド、販路拡大の取組、ウクライナ情勢による打撃への対策について御議論いただくものです。
この商談会は、復興特別会計予算である「水産業復興販売加速化支援事業」により、支援しているものでございます。諸般の事情が許せば、私も視察することを検討したいと考えております。
私からは以上です。
2.質疑応答
(問)1つ目の浪江町の視察ですが、ちょっと報道非公開なので、事前にお伺いしたいんですけど、どんなところをポイントに御覧になるのかというところと、どのような課題を持って視察に臨むのかというところをお伺いしたいと思います。
(答)今回、福島県に対して提案のあった全ての候補地・候補物件について、福島県が行った評価について、国として確認する作業を現在、事務的に進めているところです。
福島県から提案のあった候補地・候補物件以外については、福島県の意見を尊重する観点から、国としては独自の現地調査や提案市町からのヒアリングなどは現時点では予定しておりません。
機構の立地については、福島県の意見を尊重して国が決定することとしており、今月16日の開催で調整中の復興推進会議において決定できるよう、所要の準備を進めているところでございます。
したがって現時点では、まだ浪江町に決定したという段階ではありませんけれども、先般、内堀知事から直接、御提案をいただいた現地を、まだ、この目で見ていないということもございますので、駅前の好立地だとは伺っておりますが、まずは自分で足を運び、立地地域の状況というものをこの目で見ておきたい、そういう段階だと思っております。
(以 上)
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