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秋葉復興大臣記者会見録[令和4年8月19日]

令和4年8月19日(金)9:48~9:55   於)双葉町役場いわき事務所 

1.発言要旨

どうも皆さんこんにちは。

 本日は、伊澤双葉町長、それから伊藤議長をはじめ、双葉町の幹部の皆様に就任の御挨拶をさせていただいて、初めて直接意見交換をさせていただいたところであります。

 意見交換においては、主に8月30日の特定復興再生拠点の解除、あるいは9月5日にようやく双葉町に再開する役場機能、それから大震災から11年以上たって、全町避難の唯一の自治体であって、皆さん異口同音に、ようやくスタートラインにつけたという認識でいるということを強調されていたのが、より印象に残りました。

 また、特定復興再生拠点区域内外における取組の具体化を示してほしいということ、それから被災の現状をよく知っているであろうと思われる私に対しても、期待の言葉もいただいたところでございます。

 復興庁、あるいは政府としても、引き続き双葉町をはじめ、地元の皆様の声を丁寧に伺いながら、除染や家屋等の解体、公的な住居、商業施設、診療所、それから交流施設の整備などの生活環境の整備を着実に進めていかなければならないと認識しております。

 8月27日には、双葉新庁舎の開庁式の御案内もいただいておりますので、できればこれにも出席をさせていただいて、早速町内の視察もさせていただきたいというふうに思っております。また来週以降、ほかの12市町村もしっかりとお伺いをし、それぞれの町村の違いがあるということ、また町村の中でも大きな違いがあるということですから、内堀知事からの話もありましたとおり、現場を伺って、その肌感覚を大事にしながら取り組んでまいりたいと思います。

 今日は本当に、有意義な意見交換ができたというふうに思っております。

 

 

2.質疑応答

 

(問)大臣、震災からの復興について、復興の総仕上げを進めていくという発言もされてきたと思います。そうした中で、双葉町を含めて復興拠点外の区域だったり、まだまだ復興が道半ばの部分もあると思います。そうした中で、復興の総仕上げのお考えについて、福島へのお考えについてはどのように感じてますでしょうか。

(答)まさに今日、皆さん異口同音におっしゃってたように、双葉町に限らず、やはり12市町村全体にそういうことが言えると思いますけれども、まさに今スタートラインについて、これからがコミュニティの再生であったり、町の再生であったり、やはり人が戻ってくるということは、その人の生活を支えるインフラということも、同時並行で進まなければいけないというふうに思っておりますので、まさに復興庁はこれからもそういう意味で、総仕上げの意味というのは、本当にみんな希望者が戻って、そこに定住して安心できるってことが本当の意味での総仕上げかもしれませんけれども、やはり町長も今日おっしゃってましたが、やはりフェーズが違う自治体があるのも事実ですから、私どもも今スタートラインに立ったという認識を持って、そういう意味で、ほかの町同様の総仕上げということも常に念頭に置きなが、取り組んでいくという発想が大事だと思いますので、自治体の置かれた状況にしっかりと、それを踏まえた寄り添った対応、そして常に総仕上げがどういうあるべき姿なのかということを見据えて、取り組んでいくことが大事だというふうに思っております。

 

(問)特定復興再生拠点外の白地地区に関して、除染でしたり、またその整備のところでどのように取り組んでいきたいというふうにお考えか、教えていただいてよろしいですか。

(答)まずは、やはりもう全部一気にできませんから、これまで復興庁が取り組んできた区域内、これの除染をやはりしっかり着実に進めた上で、いずれの自治体においても、できるだけそれを広げてほしいというのは、そのとおりだと思うんですね。除染したところだけじゃなくて、生活の拠点というのはやはり移動が伴うわけですから、やはり全体的に除染が行われて、初めて充実した生活の質も上がってくるということになりますのでね。

 ただ、その具体的な道筋を示すということにおいては、やはりそういった順を追っていくということの中で検討していくべき課題だと思っておりますので、なかなか年次を明示して、いつ頃までにどうだということが、まだそこまで言える段階ではないのかなということだと思います。

 

(問)秋葉大臣、一部の週刊誌でも報じられておりますが、自民党の宮城県連第2選挙支部、秋葉大臣が代表を務めてらっしゃる選挙支部が、18年度から20年度にかけて、事務所の家賃として所有者の奥様宛てに180万円経費として計上されていて、お母様にもその後援会の建物費用として、同時期に144万円を支払っていたという報道がなされておりますが、それについては問題ないという認識なのかどうかということと、収支報告書を修正するのかどうかというのをお聞かせいただけますでしょうか。

(答)適正に処理しているところでありますので、むしろ事務所は築45年以上経った老朽化したものですから、賃料を相当安くした家賃の設定にしてあるのは、むしろ当然のことだと思っておりますので、何ら違法性のあるところではなく、適正に処理されているというふうに認識しております。

 

(問)ということは、収支報告書も修正しないというお考えでしょうか。

(答)はい、もちろん。何の違法性もございませんので、修正する必要はありません。そういうふうにお答えをしてるんですけどね。

(以  上)


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