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西銘大臣記者会見録[令和4年4月22日]

令和4年4月22日(金)9:29~9:38 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 3点、冒頭あります。

 1点目、24日の日曜日に、沖縄県内において、福島県から避難されている方々とお会いする予定です。昨年の11月にも、お話を伺う機会を設けておりましたが、私自身の体調不良により、直前になって参加できませんでした。今般、沖縄県に避難されている方々の生活の状況や思いを、今後の復興政策に活かすため、改めてお話を伺う場を設定したところです。今年の3月には、福島県から東京都等に避難されている方のお話を伺ったところであります。県外避難されている方のお話を伺う機会としては今回が2回目となります。当日はしっかりとお話を伺いたいと思います。

 2点目、来週25日月曜日に、東京都江東区の豊洲市場を訪問します。水産関係の市場については、被災地へ出張した際には、できる限り訪れるようにし、これまでも関係者と意見交換を行ってまいりました。東日本大震災の被災地において、水産業は極めて重要ななりわいとなっておりますが、近年、従来の主要魚種が深刻な不漁に見舞われており、原子力災害による風評への対策も大きな課題です。特に福島県においては、昨年3月末に試験操業が終了し、本格操業に向けて、水揚げ量、流通量の拡大を目指しているところです。こうした中で、水産物の中央卸売市場としては、最大規模の市場であります豊洲市場を視察することといたします。

 また、農業も被災地の重要ななりわいであり、青果市場も併せて視察をし、農林水産物の流通の現場の皆様と車座対話をしたいと思います。

 25日は、早朝から水産卸売場、水産仲卸売場、及び青果卸売場、青果仲卸売場を視察した上で、9時頃から市場関係者の方と被災地農林水産物の流通消費拡大に向けた課題などについて、車座対話を行います。なお、視察にあたりましては、新型コロナウイルス感染症対策や、市場の皆様の業務の御都合に配慮しながら行ってまいります。

 次に、沖縄担当大臣として御報告します。本日の閣僚懇談会において、環境大臣からクールビズの実施について発言がありました。関連して、私からクールビズの実施中、服装の選択肢の1つに沖縄のかりゆしウェアを加えていただくよう御協力をお願いしました。かりゆしウェアは夏の軽装として快適であり、毎年様々なデザインや色の新作が出ています。ビジネスシーンからプライベートシーンまで、日常の様々な場面で着ていただけると思いますので、ぜひこれからの暑い季節のファッションの1つとして検討してもらえればと思います。地元沖縄のメーカーは、かりゆしウェアのネット販売もしておりますので、皆さんもぜひウェブ上でお気に入りの1着を探してみてはいかがでしょうか。

 私からは、以上3点です。


2.質疑応答

(問)昨日の衆議院の沖縄北方特別委員会のほうで、沖縄の復帰50年に関する決議が可決されましたけれども、50年という節目に、国会でもこうした動きがあることに対して、大臣の受け止めをお願いします。

(答)昨日、衆議院の沖縄北方特別委員会において、沖縄復帰50年に合わせた決議が採決されました。文言の調整や何かあって、全会一致にはなっておりませんでしたが採択されました。委員会の場でも申し上げましたが、決議の内容、盛り込まれた内容を、趣旨を十分に尊重し、引き続き沖縄振興に取り組んでまいりたいという発言を、私のほうからしております。復帰50年という節目を5月15日に迎えようとしておりまして、沖北委員会、特別委員会での決議、あと情報によりますと、国会全体の動きがどうなっていくのか、今、注目をしているところであります。

(問)月曜日に豊洲市場を視察されるというお話がありましたけれども、現状の、主に首都圏での風評の現状と、払拭に向けてどういった課題があるかということの見解をお伺いできればと思います。

(答)風評払拭については、復興庁中心に政府一丸となって、これは全国に、ある意味では、全世界に向かって、風評払拭に対して取組をしなければいけないと思っております。豊洲市場の早朝からの訪問になると思いますが、被災地を訪ねて、私は気仙沼の魚市場も、市長さんと一緒に朝早く見たりしておりますが、水産業は加工も含めて、被災地の本当に重要ななりわいであります。それが、我が国最大の中央卸売市場でどういう具合になっているのか、ちょっとまず周回、現場を見て、青果物のほうも見ますけれども、現場を見て、市場関係者と車座で意見交換をすることによって、課題解決に向けて、参考になる話があれば、それを伺って、取り組んでいけたらという思いで、25日は楽しみにしております。

(以  上)

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