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田中復興大臣記者会見録[令和元年10月18日]

田中復興大臣定例閣議後会見録(令和元年10月18日(金)9:30~9:40 於)復興庁会見室)


1.発言要旨
 台風19号によりまして大変多くの方がお亡くなりになり、心からの御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。また、大変な数の方々が被災されました。全ての被災者の方々に、心からのお見舞いを申し上げる次第でございます。
 まず、1点目でございますけれども、本日も警察、消防、自衛隊を初めとする関係機関や被災地自治体において、懸命の活動が続いているものと承知しております。私といたしましても、今次災害により、東日本大震災からの復興に支障を来すことがないよう、関係府省庁との連携協力のもと、復興のさらなる加速化に全力で取り組んでまいりたいと思います。特に、自治体の皆様方によって状況に違いがあるかと思いますので、その点についても、現場主義にのっとって、地元の声を丁寧に聞きながら対応してまいりたいと思っております。
 2点目でございます。本日10時から第5回福島浜通り地域の国際教育研究拠点に関する有識者会議が開催され、私も出席いたします。本日の会議では、有識者ヒアリングのほか、大学、企業へのアンケート結果の報告、中間取りまとめに向けた検討の方向についての意見交換が予定されております。年内の中間取りまとめに向けて、忌憚のない御議論をいただき、魅力ある浜通り地域の創出につながる、国際教育研究拠点の具体化に向けた、さらなる検討が進められることを期待しておるところでございます。
 続きまして、福島県内での大型土のう袋、フレコンバッグの流出についてのお話をさせていただきたいと思います。
 飯舘村、田村市、川内村及び二本松市の仮置場から流出したものがあるという報告を受けました。それぞれについて関係機関により、流出状況の把握、回収等の対応が進められているものと承知しております。復興庁としても、まずは状況をしっかりと把握することが重要だと考えておるところでございます。
 田村市からは、河川下流の空間線量率は問題のない値であり、今後は環境モニタリングや河川の水質調査等を行うとともに、環境省と連携して、引き続き流出した袋の捜索を行うものと聞いております。
 川内村が管理している仮置場については、大型土のう袋が河川に流出し、流出した数は調査中であるけれども、これまでに18袋を発見し、うち2袋について内容物が流出したことが確認されたと承知しております。川内村からは、環境省と協力して、発見された袋の回収はもとより、下流域の空間線量等の調査、発見現場周辺の確認等を行うものと聞いておるところでございます。
 ほかに流出はないのかということで、私どもも問い合わせ等をしておるところでございますので、今後、状況等についても細かく関係の環境省、また自治体等からもお話を聞きまして、状況の把握に努めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

2.質疑応答
(問)台風19号についてお伺いいたします。
 東日本大震災を被災し、再建途中であったり、先ほどお話しされたとおり、事業者の方が再び台風で被害を受けられるケースというのも考えられるかと思いますけれども、そういったケースがどの程度あるかということについて、復興庁として実態把握をする考えというのはございますでしょうか。
(答)私、就任したときに、各関係者、特に庁内の関係者に対して、日本は非常に自然災害が多発している地域でありますので、当然この3県においても、そういうことがあったときに、徹底的な対応をしておかないといけないということで、私自身指示をしたところでございます。今回のこの台風19号は、殊のほか大きな被害が出ておりまして、私も全ての自治体、事業の状況について、今徹底的に把握をきちっとさせていただきたいと思っております。
 鉄道関係も、御存じのように大変な被害が出ておりまして、予定どおりに完成するかどうかということが危ぶまれる状況にあるわけでございますが、いずれにしましても、早く予定どおりに、より近く、少し延びるにしても、より速やかに完成ができるように、最善の努力をしてまいりたいと思っております。
 以上でございます。
(問)今回、中間貯蔵施設への除染土壌の輸送のペースでも、周辺道路が被災をしているという関係で、まさにペース、台数が2,400台だったものが、約半数程度になっているという話を聞いているんですけれども、それに関連して、今後の中間貯蔵施設への搬入等のペースだったり、見通しというところには変更というのが生じてくるんでしょうか。
(答)中間貯蔵施設への搬入が遅れるということは、復興そのものに重大な影響が出てまいりますので、私も非常にここは重要に考えておるところです。
 今回の台風によって、道路の問題、あるいは中間貯蔵施設の状況等についても、関係省庁からも細かく御報告を聞き、全体の対応をしていかなければいけないと思っておりますが、いずれにしても、復興作業が遅れることのないように、最善の努力をしていかなければいけない、このように思っておるところでございます。
(問)1つ前の質問の関連なんですけれども、大臣、鉄道も予定どおり完成するか危ぶまれるとおっしゃいましたが、その鉄道というのは何ですか。
(答)三陸の鉄道について、大分今回の台風19号で流されたりいたしておりまして、いろいろな状況があります。三陸鉄道は沿岸被災地をつなぐ重要な役割を担っておりまして、どうしても早く完成させていかなければいけない重要な位置づけになっておりますので、申し上げたところでございます。
(問)三陸鉄道のことということですか。
(答)はい、三陸鉄道でございます。
(問)完成とおっしゃいましたけれども、運転再開を早期に……。
(答)はっきり言うと、今進めている作業に遅れが出るだろうなという心配があるわけでございまして、そういうことでございます。
(問)すみません、もう一件、冒頭の発言にもありましたが、フレコンバッグの流出に関してなんですけれども、調査や発見、確認等は、これは環境省と……。
(答)もちろん環境省が、自治体管理のものと、飯舘のように環境省自らがやっているものもあるわけでございますけれども、いずれにしましても、大至急で状況をきちっと把握して、放射能の関係についても十分調査をしていただいて、私どもにもまた連絡していただくことになっておりますけれども、非常に地域の人たちにとっても関心事でございますので、丁寧にやはり説明ができるようにしていかなければいけないと、このように思っております。
(問)復興庁として取り組まれることは何かありますでしょうか。
(答)当然、復興庁は全体的なことをやっておりますので、各関係の自治体あるいは環境省をはじめ全ての方面と調整して、ともに努力してまいりたいと思っております。
(問)関連なんですけれども、三陸鉄道自体は既に完成しているという……。
(答)いや、完成という言い方はちょっと誤解があったかもしれません。
(問)いや、完成している、既に3月に完成している……。
(答)しているんですけれども、ちょっといろんな問題が起こったということでございます。すみません、言葉があれだったかもしれませんが、完成したところに、また大きな問題が起こって被災しておりまして、当然三陸鉄道の今回の被災については対応しなければいけない、こういうことが起こって、新たに起こったということでございます。すみません。

(以  上)

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