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渡辺復興大臣記者会見録[令和元年09月10日]

渡辺復興大臣閣議後記者会見録(令和元年9月10日(火)11:41~11:45 於)復興庁会見室)


1.発言要旨
 明日、9月11日で東日本大震災の発災から8年と半年を迎えることになります。
 地震・津波被災地域においては、生活インフラの復旧や住まいの再建、産業・なりわいの再生が順調に進捗し、復興の総仕上げの段階を迎えております。
 また、復興のステージの進展に応じて、「心の復興」の観点から、切れ目のない支援を行っています。
 原子力災害被災地域においても、帰還環境の整備が進み、全6町村の「特定復興再生拠点」で事業に着工するなど、本格的な復興が始まっております。
 こうした状況を踏まえ、引き続き、現場主義を徹底して、被災者に寄り添いながら、復興に全力で取り組んでいくことが重要と考えております。

2.質疑応答
(問)内閣改造を明日に控えていますが、大臣就任から1年弱、復興大臣としてこれまでの御自身の仕事ぶりや取り組みについて、どのように見ていらっしゃるか教えてください。
(答)私が復興大臣に就任したのが10月2日でございます。総理大臣からの「現場主義を徹底してください、そして被災者に寄り添ってください。」という2点が大きな一つの私の行動の中心となっております。したがって、真っ先に各県知事にお会いし、その後、被災市町村長にお会いしたということで、現在まで述べ55の市町村長にお会いしたわけです。
 こういった状況を踏まえると、まず現場を知るということが大変重要です。現場を見ることによって、被災状況、そしてまた復興の状況が、それぞれの地域において進捗の度合いが違っているということを肌で感じました。
 そして、今、地震・津波については、まさに総仕上げの時期に来ていると感じておりますが、片や、この復興はこれからますます重要になってくるだろうと思っております。
 また、原子力災害の被災地域においては、いよいよこれから本格的に復興をなし遂げていかなければならない時期にきていますので、この点についてもしっかりと取り組んでいかなければならないと思います。
 さらに、福島においては、新たな福島を創造していくためにも、「福島イノベーション・コースト構想」を着実に推進していく必要があると思っております。
 また、風評払拭にもしっかりと取り組んでいかなければならないし、国内外への情報発信に粘り強く取り組んでいく必要があると思っております。
 こういった点について、約1年弱ですが、積極的に取り組んできたところです。

(以  上)

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