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吉野復興大臣記者会見録[平成30年6月1日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成30年6月1日(金)9:45~9:52於)復興庁記者会見室)

1.発言要旨
 今日の閣議は、かりゆしで、ということで、全閣僚、総理も含めて、かりゆしを着用して閣議をやってまいりました。ですから、私も今日は、かりゆしを着て記者会見を行いたいと思います。
 報告事項、3点ございます。
 明日、岩手県の盛岡市を訪問いたします。2日に東北絆まつりの開催式に出席して、被災地などの観光、物産、PR会場等の視察をしてまいります。
 2点目です。このたび平成29年度復興人材の確保及び運用に関する調査を実施し、報告書を取りまとめました。被災自治体では、今なお多くのマンパワーを必要としております。報告書では、被災自治体における人材確保の課題を整理し、各自治体の取組の参考にしていただけるよう、具体的事例を掲載しております。また、被災市町村で活躍する職員からのメッセージも御紹介しております。調査の詳細は後程、事務方から説明いたします。
 3点目、本日、本年3月末に策定したパンフレット「放射線のホント~知るという復興支援があります。」というパンフレットがございますけど、それの電子書籍配信を開始いたします。スマートフォンなどから電子書籍ストアにアクセスすることによって、無料でダウンロードすることができます。これによって、より多くの方々に本パンフレットを手にとっていただける機会も増え、放射線等に対する理解が進んでいくものと考えております。なお、詳細は事務方にお尋ねください。
 
2.質疑応答
(問)発表事項の2点目の人材確保についてお尋ねしたいんですが、明日、東京都庁で被災3県の合同の任期付職員の募集があるわけで、職員確保に向けた取組を進めているところだと思いますが、引き続き人手不足に対して復興庁としてどのように対応していくかということと、あともう一点、長期的に考えますと被災自治体は人口が減っていて自主財源が減っていると、そういった中で職員がふえれば、職員の人件費を維持していくための財源の手当てが必要になるかと思います。こちらについてはどのように考えていらっしゃいますか。
(答)まず1点目のことですけど、被災自治体から最も要望が多かったのが任期付職員の募集に関わる情報発信の協力についてでございます。今までは各市町村のホームページにリンク集をつくって、復興庁のホームページにリンクをして、そして募集という形でのところを探していたんです。今度は、例えば復興庁にホームページがございます。そこを改修して、例えば看護師さんの募集している市町村はここと、ここと、ここです、という、そういうぱっと見てすぐ分かるように。今まで全てのホームページを探して、看護師さんが募集されているかどうかを確認をしていたんですけど、今度は看護師さんはここと、ここと、ここが募集していますという、そういう形でホームページを改修をしてまいります。引き続いて任期付の職員の採用を支援してまいる所存でございます。
(問)あともう一点の財源の方について。
(答)例えば、復興庁スキームといって、復興庁がまず職員に任期付職員を雇って、復興庁の給料で、そして各被災自治体に派遣するという、その分については人件費が掛からないわけですけど、各市町村が採用した方々については当然、財政的に負担が生じると思います。そこは全額を震災復興特別交付税で支援をしていくという形になるかと思います。
(問)話題が変わるんですけれども、今日、かりゆしウエアを着用ということで、大臣なりのこだわりとか、色の選び方とか何かございましたら。
(答)私、かりゆし初めてだったものですから、齋藤農林水産大臣もそうなんですけど、かりゆしのパンフレットを見て、これがいいという形で決めました。年を重ねているものですから、赤がいいだろうということで、これを選ばせていただいたところです。そしたら多くの、野田総務大臣を始め、多くの方々から「かわいい」という言葉を頂きましたので、恥ずかしいです。

(以    上)

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