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吉野復興大臣記者会見録[平成29年7月21日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成29年7月21日(金)10:45~10:53 於)復興庁記者会見室)

1.発言要旨
 おはようございます。
 今日は、平成30年度復興庁予算の概算要求に係る基本的な考え方をお示ししました。
 昨日の夕方、臨時閣議において、平成30年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針が了承されました。併せて、復興庁として、平成30年度概算要求に向けた基本的な考え方をまとめさせていただいております。
 平成30年度復興庁予算につきましては、引き続き被災地の抱える課題の解決に直結する予算としてまいります。
 その際には、復興の加速化を進めていく中で、復興のステージの進展に応じて生じる新たな課題に、迅速にかつ適切に対応してまいります。
 福島に関しましては、「改定福島復興再生基本方針」等を踏まえ、原子力事故災害からの福島の復興及び再生を加速する施策を講じてまいります。
 特に、被災者の心身のケア、風評の払拭、事業、生業の再建に向けた取組を行うことに全力を尽くさせていただきます。
 また、避難指示が解除された区域での生活再開に必要な環境整備や、帰還困難区域における特定復興再生拠点の整備などに取り組んでまいります。
 また、地震、津波による被災地においても、被災者支援、住宅再建、復興まちづくり、産業、生業の再生などに取り組んでまいります。
 被災地の復興に必要な取組を着実に進めるため、以上の方針に従って概算要求を行ってまいりたいと考えております。
 以上です。
2.質疑応答
(問)東京オリパラに関連しまして、組織委員会が聖火リレーの出発地を宮城、沖縄の二つに絞ったということなんですが、大臣も石巻の聖火台のところを出発するということでは、大歓迎していただくと思うんですが、二つに絞られたということで、御感想をお願いいたします。
(答)最初にこの記事を見たときには石巻出発ということで、私が復興五輪ということで森会長、丸川大臣、また、小池知事等々にお願いをしてきた成果が現れたのかなって、喜んでいたんですけど、これはまだ決まったわけじゃないというような記事が後から出ましたので、それを見守っていきたいなと、このように思います。
(問)引き続き・・・。
(答)引き続き、復興五輪ですから、是非石巻から聖火リレーを出発して、これだけ復興したんだという姿を全世界の方々に見ていただきたいと、このように私は考えております。
(問)先ほど概算要求の基本的な考え方がお示しになられましたけれども、その中に帰還困難区域につくる復興拠点の整備も一つ重要な要素になっていると思いますけれども、復興期間の後期5年の財源フレームがあると思うんですけれども、そこには当然ながら復興拠点を整備するだけの見積りは入っていないはずです。
 ということは、これから本年度、来年度から本格化する復興拠点整備についての額というのは、これから積み上げていかなくちゃならない部分だと思いますけれども、それについては何か概算要求等で触れることはないのでしょうか。
(答)確かに復興10年で32兆という大きなものを組んだわけですけど、これは本当に細かく精査してやったものではないと思います。
 現実に28年度までは26兆使いました。29年度から4年間、6兆円残っておりますので、その6兆円、29年度を今使っていますけど、どのくらい残っているか分かりませんけど、かなりのお金が残っているというふうな認識をしております。
 これは国民から増税をして、また、郵便の株式を売却してという形で、全部財源手当は済んでいる32兆円でございますので、私はこの復興庁の残りの6兆円の中から十分に間に合うのかなという認識を持っております。
(問)閣僚のお一人という立場でお伺いしたいんですが、南スーダンのPKOを巡る日報の問題で、稲田防衛大臣が電子データを保管をしていたのに、報告を受けていないとおっしゃられたりだとか、そのことについて国会で虚偽の答弁をしたのではないかという疑いが出てきております。それに関して、閣僚としての受け止めをお聞かせ願います。
(答)私は復興大臣でございますので、それについてのコメントは差し控えたいと思います。

(以    上)

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