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竹下復興大臣記者会見録[平成27年6月22日]

竹下復興大臣定例記者会見録(平成27年6月22日(月)11:00~11:05 於)復興庁)

1.発言要旨
 本日は、私から1件ございます。心の復興事業の第2次採択についてでございます。資料を配布させていただいております件でございますが、心の復興事業につきまして、5月に第2次公募を行ったところ、68件の応募があり、厳正に審査を行い、18件の採択を決定いたしました。決定した団体は資料にあるとおりでございます。これらの取組には、地元の祭りで手づくりのマルシェなどの新たな取組、あるいは、コミュニティ形成を図るものや、被災市街地の模型を活用したワークショップでまちの記憶を取り戻し、心の復興を目指すものなどがあります。今回の採択額は18団体合計で4,270万円でございます。
 第1次採択と第2次採択を合わせて採択額は1億500万円でございますが、参加者数は約15,600人、うち、仮設住宅居住者の参加者数は1万人にのぼるものとなっております。
 このような活動の支援は非常に重要であります。今後とも被災者健康・生活支援総合交付金を活用するなど、被災者の方々の心の復興に寄与するため、力強く施策を展開してまいります。
 詳細は事務方よりブリーフィングを行います。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答
(問)先週金曜日の大臣の会見の中での御発言で、まだまだ必死になれると、被災地に対して。まだまだ必死になれる、人間、必死になればまだまだ必死になれるという御発言があったんですけれども、これに対して一部被災自治体が反発していて、例えばある町長は、そういう発言に対しては絶句するしかないと、これ以上必死になれと言っても、これ以上必死にはなれないということをおっしゃっている首長さんもいらっしゃいます。この発言について、大臣、どのように受け止められるのか。あわせて、必死になればまだまだ必死になれるという発言の真意を改めて聞かせていただけますか。
(答)私が申し上げましたのは、全て与えられて行うことよりも、人間の心理としまして、一部でもみずからリスクをとるということは、より本気になる。これは全てに当てはまることであります。そのことを言いたかったということでございます。
(問)そうしますと、ちょっとうがった見方かもしれませんけれども、この5年間、国費100%で自治体がやってきた、その必死さというのは、一部やっぱり必死さに足りなかった部分があるのではないかというふうに大臣は御認識しているということでよろしいでしょうか。
(答)もっと必死になれるということで、足りる足りないの認識を話している訳ではありません。

(以    上)

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