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竹下復興大臣年頭訓示式[平成27年1月5日]

竹下復興大臣年頭訓示式(平成27年1月5日(月)10:00~10:04 於) 復興庁)

1.発言要旨
  皆さん、あらためまして明けましておめでとうございます。旧年中は本当にお世話になりましたし、総選挙があって、様々な作業が選挙の期間中、ややもすると滞りがちになりかねない状態であるにもかかわらず、皆さん方に旧年中、本当に頑張っていただきまして、この新しい年を迎えることができたと、心から感謝を申し上げる次第でございます。
しかし、まだまだやらなければならないことは、たくさんございまして、そうは言いましても、例えば高台をつくる作業、あるいは着々と復興住宅ができつつあるという状況等々、目に見えて動いているものもあることも事実でございまして、今年も皆さん方と一緒になって、そうした作業を一つ一つ、着実に加速化していく、今年のテーマは明らかに加速化でございますので、加速化をしていくということを、懸命に取り組んでいかなければならないと、改めて肝に銘じているところでございます。
「石の上にも三年」という言葉がございます。三年という長い時間、忍耐をしていれば必ず良いことがある、ということを意味しておりますが、仮設住宅で4度目の冬というもっともっと厳しい状況が被災地にあるということを、私はもう一回見つめ直して、しっかりと対応していかなければならない。その意味でも、加速化する、ということは非常に大事であると任じておるところでございます。帰りたいなと思っていらっしゃる方には、必ず温かい家庭と温かいふるさとを、きちっと提供していかなければならない。そのことも我々がやり遂げていかなければならない使命でございます。
27年度をもちまして、一応、集中復興期間の前半の5年が終わるわけでございますが、これから何をしていくか、どう進めていくかを改めて見つめ直し、考え直す一年でもあると、このようにも感じておるところでございまして、文字どおり、英知を結集して復興の加速化に汗をかいていく。そして世界に対して、東北の底力、日本の底力がここまで回復したぞということを見せる年に、見せることができ始める年に、私たちはしていかなければならないと、このように考えているところでございまして、この一年も皆さんと本当にスクラムを組み、心を一つにして、被災地のために頑張っていこうと考えておるところでございます。
まだまだいばらの道であり、まだまだ苦難の道でありますが、何としても皆さんと一緒にこの道を乗り越えて、切り拓いていかなければならない。そういう一年に必ずしていこうと、ともに頑張っていくことを誓い合いながら、年頭のご挨拶とさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。。

(以    上)

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