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根本復興大臣の会見[平成26年6月17日]

根本復興大臣記者会見録(平成26年6月17日(火)08:10~08:15 於)官邸3階エントランス)


1.発言要旨
  私の方から1点お話をいたします。
  まず、第2回福島再生加速化交付金の交付可能額通知についてであります。
本日、福島再生加速化交付金のうち、新たに追加された36事業の第2回交付可能額の通知を行います。福島県及び16市町村から提出のあった53事業に対し、約81億円を配分します。
具体の事業例としては、帰還される方々の生活再開拠点となる公的賃貸住宅の整備、避難住民の方々が安心して帰還できる環境を整備するための井戸の掘削事業など、営農再開のための環境整備を行う農業基盤施設の整備、帰還される方々などの就業機会の確保を図るための産業団地の整備などに対して支援を行います。これにより、避難指示などにより復興の遅れた地域の再生加速化が進むものと考えています。
併せて、本日から第3回の募集を開始します。今後も切れ目なく、福島の復興再生に必要な支援を行ってまいりたいと思います。
次に、福島県訪問についてであります。
明日、会津若松市を訪問し、会津大学と市内を視察するとともに、会津若松市長と意見交換をする予定です。
また明後日、川内村を訪問し、村長と意見交換をするとともに、村内を視察する予定です。
会津大学では、同大学が福島県の復興に向けて実施している取組を視察します。また、会津若松市、川内村では、各自治体の復興の進捗状況を確認するとともに、それぞれが抱える要望や課題をしっかりと受け止めていきたいと思います。
  私の方からは以上です。

2.質疑応答
(問)中間貯蔵施設の建設を巡って、石原環境大臣が昨日、「最後は金目でしょ」というふうにご発言なさいましたが、その件について、大臣、どのように受け止めていらっしゃいますか。
(答)石原環境大臣は、補償額の提示は最後になります、という趣旨で発言されたのではないかと思います。ただ、いずれにしても、真意を率直に語られる必要があると思います。その趣旨を。
(問)地元からは、お金で解決をしようとしているのか、というふうに反発も広がっていますが、大臣としては今後、地元から聞かれたときに、どういうふうにご説明なさいますか。
(答)石原大臣が、今申し上げましたように、補償額の提示は最後になる、という趣旨で発言されているのではないかと思いますが、やはり、その趣旨、真意をしっかりと説明されることが必要だと思います。
(問)この件について、石原大臣と何かやり取りとか、電話でもされましたでしょうか。
(答)直接のやり取りはありません。
(問)大臣、関連なのですけれども、今の率直に説明するというのは、昨日、釈明会見を石原大臣が行いましたけれども、それでもまだ説明不足だ、という認識でよろしいでしょうか。
(答)石原さんの、要はどういう趣旨でお話をされたか、やはりそれは石原大臣が率直に真摯に説明されたほうがいいと思いますね。
(問)一部報道で、なのですけれども、福島の避難指示区域で、再生可能エネルギーの施設の整備を促すために、農地転用の要件を緩和する、という話があるのですけれども、それは成長戦略に盛り込むという話があるのですけれども、それについてはどのようなお考えでしょうか。
(答)そういう報道があったということは承知をしておりますが、それは政府の中で、今、調整中の話だと思います。

 

 

(以    上)

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