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根本復興大臣の会見[平成26年2月21日]

根本復興大臣記者会見録(平成26年2月21日(金)9:30~9:40 於)記者会見室)

1.発言要旨
 それでは、私のほうから2点お話をいたします。
 まず一つは、地域復興マッチング「結の場」の事業成果についてであります。
 復興庁では昨年度より、大手企業などの持つ経営資源を被災地域企業の課題解決に繋ぐ「地域復興マッチング『結の場』」を実施しております。過去の災害復興において、このような取組の例はありません。
 第2回目として昨年2月にワークショップを開催した気仙沼市については、同年10月に中間報告を行いましたが、今般、支援企業と被災地企業のマッチング作業が完了したので、最終的な事業成果として御報告をいたします。
 中間報告で発表した22件以降、新たに4件のプロジェクトが成立しました。最終的に26件となり、これらの活動が開始されました。
 別紙にあるとおり、中間報告以降に成立したプロジェクトとしては、被災地域企業と支援企業が共同で「ふかカツ」など気仙沼の食材を活用した復興支援メニューを開発し、支援企業が所有するビル内の食堂において、毎週継続して提供しております。この近くでは虎ノ門ツインビルで提供されております。例えば、提供メニューは結の場定食、結の場丼などのメニューを用意しております。
 被災地域企業3社の商品を、支援企業が顧客向けに開催したイベントの景品として提供する事例、あるいは支援企業が3月6日から7日にかけて東京で開催するイベント、「マル・デ・ミヤギ」で被災企業2社が商品販売、PRを行う機会を提供する。更に、国際的に高度な衛生管理指標であるHACCPの導入アドバイスなどを行っている企業が、被災地域企業3社で実際に食品を取り扱っている現場職員向けに食品衛生講習会などを実施するなど、被災地域の企業の経営力の強化につながるプロジェクトとなっております。
 「結の場」は、これまで岩手、宮城、福島の3県で合計6回開催し、延べ160の支援企業に御参加をいただきました。この場をかりて感謝を申し上げたいと思います。
 私も「結の場」に取り組んでまいりますが、「結の場」から民間の様々な創意工夫、アイデアが生まれることを非常に力強く感じております。
 次に、福島県訪問についてであります。
 明日22日に、常磐自動車道広野インターチェンジ付近で開催される「常磐自動車道広野インターチェンジから常磐富岡インターチェンジ間の再開通式典」に参加するため、広野町の式典会場を訪問する予定です。当日は、佐藤福島県知事をはじめ沿線町の町長も参加されると聞いており、復興祈念の植樹や復興祈念プレートの除幕式を執り行う予定だと聞いております。
 私のほうからは以上です。

2.質疑応答
(問)明日の常磐道再開通式典に御出席されるということですけれども、知事も含め沿線、広野から富岡まで被災した町長が集まるということですけれども、そこで何らかの復興に関しての意見交換とか、特に中間貯蔵施設に関する地域振興のあり方などについて意見交換する時間とか場というのはあるのでしょうか。
(答)明日は再開通に当たっての式典ですから、それがメインになります。ただ、その前段で自動車道、この自動車道の延伸を含めて陳情要請を受ける場があると聞いております。

(問)復興から3年になりますけれども、集団移転などを含めて、震災当初の計画よりも、予定していたよりも住民の方が戻らないケースとか今後出てくることがあるかと思うんですが、そうした場合、計画の見直しについては、大臣としては柔軟に見直すべきだと思っていらっしゃるのか、それとも、当初の予定どおりある程度進めるべきだというふうにお考えでしょうか。
(答)防災集団移転事業あるいは災害公営住宅、これについては、それぞれの市町村で住民の皆様のアンケート調査あるいはワークショップを重ねながら、必要な計画の見直しもしながら、住民の皆様がきちんと入居できるようにということで取り組んでいると聞いております。私もいろいろな事例を聞いていますけれども、非常にうまくいった事例、これは例えば、いろいろなところ、例えば新地町では、コミュニティごとに、それぞれコミュニティ一帯で移りたいという住民の皆様の要望を受けて、何度もワークショップを開催して説明会も開きながら、新しいところに皆さんが喜んで入居をしたと聞いております。これは様々地元の首長さんを初め職員の皆様も丁寧に地元で足を運ばれて、具体的な場所までそれぞれの住民の皆様が要望するところをみんなで話し合って決めるという事例もありますから、やはり計画についてもそれぞれの市町村で住民の皆様の要望を聞きながら進めているということだと思います。

(問)うまくいっている事例と、まだそこまでいっていない事例の差というのは、やはりそこら辺の丁寧な作業というところがあるのでしょうか。
(答)私が復興大臣を1年2カ月やってきました。復興で大事なのは、予算をきちんと十分に支援する。それと、具体的な問題、課題が出たときに、その隘路をどんどん解決していく。そしてもう一つは、これはやはり社会的な合意形成をどうとるか、これは政策というよりも、実際の手続になるんですが、ここはそれぞれの地域で対応は様々だろうなと思います。ただ、最初の防災集団移転事業との関係で言えば、各地域で丁寧にニーズ調査を進めていると私は思います。

(以    上)

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