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平野復興担当大臣の会見 [平成23年9月20日] 

平野大臣記者会見録(平成23年9月20日(火)10:32~10:39 於:合同庁舎5号館3階特別会議室)

1.発言要旨
今日は、台風第12号につきましては、今日閣議決定で本激の激甚指定がされました。
それから、今日は復興本部会合がございまして、政府税調いわゆる復興財源の税の問題について議論をする予定です。
あと、紀伊半島の今の状況をご説明しますと、先ほど入った情報では、熊野地区の土砂ダムについて水位を越えたということで、越流が徐々にですけれども始まっているということです。
金曜日の段階から危険な土砂ダムの下流域全域について、警戒区域を指定しておりまして、その地域からの避難の徹底をお願いしているところであります。
今、この段階で技術的に何ができるかというと、まず水位を見守るしかないという大変厳しい状況でありますけれども、先ほど申し上げましたように、下流域はかなり長い範囲、広範囲にわたって警戒区域を設定しておりますので、引き続きその警戒区域からの避難を徹底させるということを自治体にもお願いしているところです。
それからあと、今週の木曜日に岩手県に出張予定でございましたけれども、それについては、紀伊半島の状況がどうなるか分からないということなので、今の段階ではペンディングということで考えております。
とりあえず以上です。

2.質疑応答
(問)今のお話で、既に水があふれ出したということですか。
(答)越流、要するに水位差がなくなって、水が徐々にあふれ出しているという状況だということを先ほど官邸で危機管理監から直接報告を受けました。その量がどうかということは、どこまでかということについては、今のところ詳しく把握しておりません。

(問)流れ出しているという感じではないと。
(答)その辺の状況は分かりません。現地の状況等についてはまだ詳しく聞いているわけではありませんが、水位差ゼロという状況から、やはりあふれ出してきているという状況だということについては危機管理監から直接報告を受けたということです。

(問)すみません、もう一度場所を教えていただいていいですか。
(答)熊野地区です。

(問)今日、閣議決定された激甚災害ですけれども、当初の観測では月末かもという見方もありましたが、早まった背景についてお願いします。
(答)かなり政府の方も、それから地元の方もこの算定については急ぎまして、先般も申し上げましたけれども、現地に入れないのですが、航空写真等をもとにして、この地域の道路については復旧としてこれぐらいかかるというようなことを今までの経験等をもとにして算定した結果、奈良県だったかな、1県まずその条件を満たして、1県が満たしますと、今回の台風については全部、本激になりますので、そういう状況になったということです。

(問)今日の復興対策本部なんですが、政府税調の方で3つの案を絞って、その後、総理の指示で2つの案になったと思うんですが、これについて議論をして、政府というか、本部として絞り込むという作業を今日やるということなんでしょうか。
(答)絞り込むかどうかも含めて議論に当たります。

(問)先ほどの激甚災害の話ですけれども、被害額が最終的にまだ決まっていない中でとりあえず決定したというのはどういう意味を持っているのでしょうか。
(答)激甚については、早く指定してもらいたいという要望を国会等でも受けていましたし、地元からも受けていました。要するに、本激を指定することによって、今、応急復旧等やっていますけれども、それについても財政的な心配をする必要がなくなるという意味においての、自治体にとっての一つの安心材料になるということですね。

(問)復興対策本部の関係なんですが、復興増税の考え方について、2つ示されると思うんですが、大臣としての今の考え方というか、絞り込むかを含めて今日議論するということでしたが、大臣としてはどのような考え方で進めていきたいというふうにお考えでしょうか。
(答)私の考え方としては、復興期間は5年から10年、最長で10年じゃないかなという考え方を持っています。
あとは、税について言えば、これから議論する話でありますけれども、個人的な思いとすれば、今たばこ税というのはある意味残っていますけれども、福島、岩手にかなり生産者が集中しているという状況等を踏まえますと、増税の影響というのは決して小さくないかもしれないというところに思いを致しますと、これはやはり対象外にしていただきたいなという思いはあります。
ただ、そこの部分を殊更強調して主張するというのもいかがなものかというふうに思っていまして、私の方はまず財源の問題を心配するよりは、どうやってお金を効率的に使っていくか、復旧・復興を早く進めていくかということに集中したいというふうに思います。

(問)先ほどの土砂ダムの件なんですけれども、警戒区域の避難設定、皆さんに逃げてもらう以外に政府としてどういう対策をとられるのでしょうか。
(答)まず今の段階では、状況をまずモニタリング、経過の監視をしているということですし、繰り返しになって恐縮ですけれども、雨が降っている、水位も上がっているという状況の中では、現地にも近づくことはだれもできないという状況の中で、さっき言った万が一の状況に備えて、大きな被害が出ないようにまずは避難を徹底するということをやっているということです。現段階においてはそれが最優先課題だし、恐らくできることとしての唯一で最も必要な措置だというふうに理解をしています。

(以    上)
 

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