11月20日(金)、福島県双葉郡広野町の福島県立ふたば未来学園高等学校生が、建設が進む広野駅東口ビル(仮称)の建設現場を見学しました。
今回見学に参加したのは、ふたば未来学園の社会起業部と野球部の合計9人で、同ビルを建設している清水建設㈱や協力会社などで組織するKIU(建設業・イメージ・アップ)が福島県の明日を担う若者に復興の最前線基地となるオフィスビルの建設現場を体験してもらおうと開いたものです。
見学会では、広野町役場や清水建設㈱などの職員から復興事業やビル工事などの概要の説明を受けた後、建設が進むまだ鉄骨がむき出しのビルの内部に入りました。ビル内部では、各階のフロアで担当者から工事の内容や苦労した経験談などを聞き、屋上ではトランシットといわれる望遠鏡のような測量機器を使って町内を一望しました。また、地下免震装置の説明を受け、完成後も見ることができる鉄骨部分に、各自思い思いに復興へのメッセージを書き込みました。
最後に、ふたば未来学園社会起業部の大和田部長が「広野町の町民としてこんなに素晴らしいビルができることはとてもうれしい」と感想を述べました。
このビルは福島再生加速化交付金を活用し建設され、鉄骨6階建て延べ3,473平方メートルで、平成28 年3月15日の完成を目指しています。
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