地域からの復興情報

　３月２７日（金）、いわき都市計画事業岩間震災復興土地区画整理事業の小原工区において宅地造成工事の竣工式が行われました。
　 いわき市では国の東日本大震災復興交付金（被災市街地復興土地区画整理事業等）の交付を受けて、防災性の高い復興まちづくりの実現に向け、東日本大震災の津波で被災した久ノ浜、薄磯、豊間、小名浜、小浜、岩間の６地区で土地区画整理事業を進めており、今回は、この６事業の中での初の宅地完成となりました。
　 式典には、いわき市長をはじめ宅地の所有者の方々や関係者などが多数参列し、記念植樹などを晴れやかな雰囲気の中で行うなど、笑顔で完成を祝っていました。
　 完成した宅地は、海岸から約６００メートル離れた高台の２６区画で、すでに１０世帯が住宅建設の準備を進めています。岩間地区の他の工区や他の５地区においてもできるだけ早い竣工を目指して鋭意工事が進められています。