地域からの復興情報

　３月２０日（金）、いわき市の「太陽光発電に係る公共施設の屋根等貸し事業」の第一弾となる太陽光発電システムの稼働式が、いわき市の市立久ノ浜中学校において行われました。
　 この事業は、東北一の日照時間を誇るいわき市が公募により優秀な提案のあった太陽光発電事業を行う事業者に対し、有償で公共施設の屋根等を貸し出すもので、同市に使用料収入が得られ自主財源の確保につながるほか、地域産業の振興にも資するものとなっています。今回の提案は共和エステート株式会社が実施するもので、①発電状況等を示すモニターやパネルにより、生徒たちが地球温暖化対策などについて学ぶ環境教育に活用する、②災害など周辺地域の停電時には、屋外に設置された自立用コンセントから周辺地域に無償で供給する、という内容であり、東日本大震災の教訓を踏まえた取組みとなっています。