土湯温泉は、震災と原発事故後の風評被害により観光入込客数が大幅に落ち込み、現在も震災前の半分程度までにしか回復していません。このため、観光の復活を目指して地元の温泉事業協同組合などがバイナリー発電事業に取り組むことになり、浜田復興副大臣、赤羽経済産業副大臣、浮島環境大臣政務官等が出席して安全祈願祭・起工式が行われました。
神事のあと、浜田副大臣は、「本事業は、土湯温泉の豊富な源泉資源を活用した再生可能エネルギー事業であり、環境に優しい温泉発電の先駆者、先導的モデル事業であるので、頑張ってください。」と激励しました。
なお、安全祈願祭・起工式終了後、浜田副大臣等は、4月30日に起工式が行われた小水力発電事業の現場を視察し、加藤勝一代表から丁寧な説明を受けました。
順調に事業が進めば、来年7月にはバイナリー発電事業が、来年2月に小水力発電事業がそれぞれ竣工し売電が始まる予定です。観光の目玉としてだけでなく、再生可能エネルギーの教育現場としても注目され、土湯温泉が復興に向けて動き始めることとなりました。
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