冬の到来とともに、町のあちこちで「新巻鮭」を天日に干す様子が見られるようになってきました。スーパーでは1尾まるごとの生の鮭も並びます。「いくら」をお目当ての人はメスの鮭を購入し、家庭で自家製しています。
大槌町では明治42年から続くふ化事業が町の特産「南部鼻曲がり鮭」の出荷を支えてきましたが、東日本大震災でふ化場が壊滅。翌年第1ふ化場が復旧、そして今年第2ふ化場が完成したことで、約2000万尾という震災前に劣らない数の稚魚を放流できる環境が整いました。
このふ化場で育った稚魚が大海原で大きく育ち、また数年後、この町へと戻ってきてくれるはずです。
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