大船渡市の海沿いに昨年再建された種苗施設。卵から1年かけて2~3センチほどに育ったアワビの稚貝150万個が、震災後初めて県内の各漁協へと送り出されることになりました。夏の間それぞれの湾で放流され、自然界のもとでさらに3~5年、8センチほどになれば収穫できる大きさです。水揚げの7割は天然モノ、残り3割が放流モノ。放流が安定的な漁を支えるのだそうです。
この日も太陽の降り注ぐなか、赤ちゃんの暮らす水槽を従業員が丁寧に掃除していました。来年は今年より多い、500万個の出荷を目指しています。
アワビ漁については、再建した「大船渡魚市場」に展示(写真最下)があります。どんな道具を使って漁をするのか、よくわかります。
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