富岡町、大熊町、双葉町、浪江町の避難指示区域内では、3月のお彼岸を目途に墓地の除染や国の帰還・再生加速事業を活用して倒れた墓石の移動や仮置きが行われ、安全な環境の中でお墓参りができるようになりました。
地震による墓石の倒壊などで危険だった箇所や、伸び放題の雑草に覆われていた参道も、除染と並行して墓石が安全な位置に移動され綺麗に整備されました。お彼岸明け日の3月23日には、双葉郡内はお天気に恵まれお墓参りに多くの方々が訪れ、墓前にお花やお線香を手向けていらっしゃいました。
また、4月14日には、浪江町請戸地区で東日本大震災の津波で流失した沿岸部の400世帯分の墓地を造成する工事の安全祈願祭が浪江町副町長等関係者出席のもと行われました。副町長は挨拶において、「復興の第一歩となる事業。住民の思いが成し遂げられることになり良かった。」と述べていました。なおこの事業は、復興交付金「防災集団移転促進事業」の効果促進事業で整備されるものです。
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