東日本大震災によっていっきに東北の被災地に現れた課題があります。家計の収入が減った、家にこもりがちになった、観光客が減った…。そんな社会的課題に行政も取り組んできましたが、ビジネスの手法を活用して解決を図るのが“ソーシャルビジネス”です。
このたび陸前高田市では地元団体が主催し、ソーシャルビジネスに取り組む仲間を集めたフォーラムが開催されました。同時開催の物産市には、仮設住宅に暮らす方の手芸品や郷土菓子、地元産品を使ったお土産など、地元に暮らしている人もまだ知らないような新商品もズラリと並び、販売されていました。
このような取り組みがどうしたらビジネスとして定着するのか、心のケアに繋がるのか、観光客を呼び戻しに繋がるのか。試行錯誤と切磋琢磨が続きます。