旧北上川河口部にある石巻市の大規模な災害廃棄物一次仮置き場でのガレキの処理がほぼ終了しました。
川口町の仮置き場は、石巻市の市街地東部のガレキの集積の拠点ですが、焼却等を含む二次処理場が稼働するまでの間、搬入が続いたことから、6ヘクタールの敷地に、一時は、20~25mの高さにも達しました。巨大なガレキの集積の姿は、石巻の被災の大きさの象徴でもありました。
現在は一部漁網の処理が残っていますが、8月いっぱいで終了することとなります。その後、土壌の環境調査を行い、敷地は所有者に返還されます。多くの人々が訪れる日和山から望める巨大なガレキの山が消えたことも、石巻市の復興が着実に進んでいることが実感できる姿の一つとなっています。
(平成23年12月8日撮影)
(平成25年6月29日撮影)