先日、復興庁の現地支所に中年ぐらいの男性からお電話がありました。「関西から数人で被災地のものを買おうと思って来ました。今、釜石に向かっているんですが、どこか海産物を買えるところはありませんか?」
そのときにお伝えした場所の一つが、5月に開業10周年を迎えた「サン・フィッシュ釜石」です。釜石駅前にあり、巨大な「マンボウ」の絵が目印。津波で浸水の被害に遭いましたが、今は元気に営業しています。
三陸各地では、生ウニが市場に並び始めました。中には今年が震災後初めてのウニ漁となる湾もあります。7月には岩手の沿岸最北の洋野町で「ウニまつり」も予定されています。海産物の復興を“食べて応援”する動きが広がっています。