子ども復興五輪(野球)

復興庁では、被災地の子ども達の復興と地域の魅力への理解増進を目的として、「復興五輪」の機会を捉え、スポーツ交流や復興学習、被災地の食体験等を内容とする「子ども復興五輪」を開催しました。

野球(7月17日(土) 福島県 信夫ヶ丘球場)

「復興五輪」の開催に先立ち、東日本大震災の被災地の子どもたちを対象に、野球交流・復興学習・被災地産食材の食体験等のイベントを開催し、子どもたちの復興や地域の魅力への理解増進を図る目的のもと、7月17日(土)に復興庁主催で子ども野球復興五輪を福島県(信夫ヶ丘球場)において、開催しました。
「子ども野球復興五輪」では、当日参加する子ども達はイベントを開催する県内の子ども達に限定し、参加者の感染症対策を万全にした上で、実施したところです。当日、関係者含む参加者全員が体調不良を訴えることなく、無事に「子ども野球復興五輪」を終了しました(事前にPCR検査・抗原検査を受けたものは全員陰性)。

(1)開会式
イベントの開会にあたって、主催者挨拶として、亀岡副大臣から、参加した福島県内の中学生43名に対し、復興に関する学習や被災地の食材を使った昼食を体験することにより、復興や地域の魅力への理解を深めてもらいたい旨、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり行ったうえで開催している旨、将来、オリンピックに出場する選手が出てくることを期待している旨の御挨拶があったところです。
また、歓迎の挨拶(福島市 木幡市長)と来賓の挨拶(福島県 鈴木副知事、JA福島五連 菅野会長、全国野球振興会 八木澤理事長)が行われたほか、いわきボーイズの佐藤 誠真さんから選手宣誓が行われました。

  • 主催者挨拶(亀岡復興副大臣(左)と選手宣誓(佐藤 誠真さん)(右))
主催者挨拶(亀岡復興副大臣)
選手宣誓(佐藤 誠真さん)

(2)野球教室
感染症対策・熱中症対策など子どもたちの安全を万全に期した形でプロ野球OB選手による野球教室が行われました。

  • 野球教室
野球教室1
野球教室2

(3)食体験(復興学習・自衛隊演奏)
昼食は、福島県産の米やきゅうり等の被災地産食材を用いた食体験を実施し、子どもたちの地域の食の魅力への理解が図られました。また、「NPO法人 富岡町3・11を語る会」青木 淑子様による講話が行われ、東日本大震災からの10年間で何があったのか、「復興」に向けて歩き出している町や村、人々の様子等についてお話がありました。自衛隊による演奏も行われ、午後のプログラムに向けて、子どもたちを鼓舞しました。

  • 被災地産食材を用いた食体験(屋台形式で、そば、カレー、たこ焼き、焼きそばやきゅうり等を提供)
被災地産食材を用いた食体験(屋台形式で、そば、カレー、たこ焼き、焼きそばやきゅうり等を提供)1
被災地産食材を用いた食体験(屋台形式で、そば、カレー、たこ焼き、焼きそばやきゅうり等を提供)2
  • 復興学習
復興学習1
復興学習2
  • 自衛隊による演奏
自衛隊による演奏

(4)ミニゲーム大会
感染症対策・熱中症対策など子どもたちの安全を万全に期した形でボール回しやベースランニング、OB選手とのバッター対決が行われました。

  • ミニゲーム大会
ミニゲーム大会

(5)交流試合
プロ野球選手と福島選抜チームの交流試合が行われました。

  • 交流試合
交流試合

(6)閉会式
閉会式では、子どもたちにメダルやヴィクトリーブーケ、OB選手のサインボールの贈呈が行われました。また、OB選手、福島選抜チームを含めて、最優秀選手賞と優秀選手が選ばれ、福島県産食材(会津産コシヒカリ・福島牛)の贈呈が行われました。また、亀岡副大臣、プロ野球OBクラブ 里崎選手から閉会に当たっての御挨拶が行われました。

  • 閉会式の様子(ブーケの贈呈(左) 亀岡副大臣御挨拶(右))
閉会式の様子(ブーケの贈呈)
閉会式の様子(亀岡副大臣御挨拶)

(参考)熱中症・感染症対策(消毒液の設置、検温の実施)

(参考)熱中症・感染症対策(消毒液の設置、検温の実施)1
(参考)熱中症・感染症対策(消毒液の設置、検温の実施)2