参加者募集・事前準備の課題とポイント
参加を希望する事業者から申請書を受け付けた後、支援主体がヒアリングを実施し、事業者の課題や希望を把握します。その内容を基に、支援提案企業とのマッチングを調整。事業者には、結の場当日に向けてプレゼン資料の準備や伝えたい内容の整理を進めてもらいます。
よくある課題
具体的な成果・目的が描けていないと、有効な連携や取引につながりにくい
「何を実現したいか」を明確にイメージできないまま結の場当日を迎える事業者もおり、限られた時間での意見交換の有効性を損なう要因となっています。結の場に参加した事業者へのアンケートでは、不足を感じた情報として、「(支援提案企業が)提供する支援の内容(39%)」「支援によって期待できる効果(29%)」などを挙げています。この結果から、準備段階で支援提案企業に関する情報提供をより丁寧に行う必要があることがうかがえます。同時に、支援提案企業にも事業者の情報を共有し、どのような支援提案ができるかを具体的に検討してもらうことが重要です。
実施のポイント
関連事例:有限会社宮古マルエイ
募集期間に限らず、日頃から商工会議所や商工会などの経営支援機関と連携し、事業者の潜在的なニーズを把握しておくことが重要です。連携を通じて支援制度の周知も図ることで、より効果的な支援につなげることができます。
関連事例:株式会社直江商店
事業者が自社の課題、参加目的や目標を明確にした上で結の場に臨むことが成果を上げるためには重要です。支援主体は、申請書に「支援提案企業から受けたい助言内容」や「実現したいこと」といった項目を設ける、事業者に参加意図や思いを問いかけて確認する、事前に準備すべき内容や方法を伝える、支援提案企業の情報を提供するなど、積極的に事業者が自社の考えを整理する機会を設けることが求められます。
※特に出典の記載のないグラフは「2024年度 復興庁 新ハンズオン支援事業・結の場に関するアンケート」をもとに作成しています。