岩手・宮城・福島の産業復興事例30 2018-2019 想いを受け継ぐ 次代の萌芽~東日本大震災から8年~
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東日本大震災後、福島の農家は、国内ですら福島県の農産品というだけで購入してもらえず、輸出もできず、長い間、風評被害に苦しめられています。そのような福島からいわき菌床椎茸組合のような会社が出てきたことは喜ばしい限りで、福島の農業にとって復活の狼のろし煙となることでしょう。「福島を元気にする会」が結成され、皆で力を合わせて造り上げた「いわきゴールド椎茸焼酎」は福島の復興のシンボルになるのではないでしょうか。苦しい中においても若者を育て、彼らの力を発揮する場をつくってきた渡部代表理事の経営力は学ぶべき点が多いと思います。監修委員:福嶋 路氏監修委員コメント農事組合法人いわき菌床椎茸組合福島県いわき市➡事例記事:140ページ14

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