被災地での競技開催や聖火リレー等の円滑な実施

東京2020大会は、世界各国から選手、観客が日本に集まり、海外メディアを通して世界の注目が日本に集まることになります。この機会を通じて、東京2020大会が「復興五輪」として、東日本大震災からの復興の後押しとなるよう、被災地と連携した取組を進め、復興しつつある被災地の姿を世界に発信していきます。

被災地での競技開催

東京2020大会では、「復興五輪」の理念に基づき、被災地において以下の競技を一部開催する予定です。

被災地での聖火リレー

2021年3月25日(木)、東京2020オリンピックの聖火リレーが福島県のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジよりグランドスタートいたしました。
グランドスタートに先立って行われたオープニングパフォーマンスでは、福島県の伝統芸能やスパリゾートハワイアンズのフラガールのみなさんによるフラダンスなどが披露され式典に花を添えました。
第一走者は、2011年のFIFA女子ワールドカップで優勝したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーが務めました。
被災地での聖火リレーは、3月25日(木)~27日(土)の福島県から始まり、岩手県は6月16日(水)~18日(金)、宮城県は6月19日(土)~21日(月)の日程で聖火を繋ぎました。

被災地での「復興の火」の展示

東京2020オリンピック聖火は2020年3月12日(木)にギリシャで採火され、同年3月20日(金・祝)に宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に到着しました。
聖火リレーの開催に先立ち、復興に力を尽くされている被災地の方々に聖火をご覧いただくため、「復興の火」として、宮城県、岩手県、福島県の各地で展示されました。詳細は下記をご覧ください。

【「復興の火」の展示日程・場所】
令和2年3月20日(金・祝) 宮城県石巻市 「石巻南浜津波復興祈念公園」
令和2年3月21日(土) 宮城県仙台市 「仙台駅東口エリア」
令和2年3月22日(日) 岩手県 「三陸鉄道・SL銀河車内(宮古駅~釜石駅~花巻駅)」
令和2年3月23日(月) 岩手県大船渡市 「キャッセン大船渡エリア」
令和2年3月24日(火) 福島県福島市 「福島駅東口駅前広場」
令和2年3月25日(水) 福島県いわき市 「アクアマリンパーク」

東京2020NIPPONフェスティバル「しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ」