● イベントレポート ●

OBCラジオまつり ふれあい広場2025

OBCラジオまつり ふれあい広場2025

2025年10月25日(土)
扇町公園(大阪府大阪市)

イベント公式ページ
https://www.obc1314.co.jp/fureaihiroba2025/

秋の扇町公園で
福島県の今を
楽しみながら
知って学ぶイベントを開催

OBCラジオまつり ふれあい広場2025

復興庁は、扇町公園(大阪市北区)で10月25日(土)に開催された「OBCラジオまつり ふれあい広場2025」に展示ブースを出展し、来場者に楽しみながら福島の魅力を体感していただきました。

福島の今を“知って、学んで、
行ってみよう!”と思ってもらう!

復興庁は震災からの復興が進む福島の今を“知って”“学んで”いただき、さらに観光や移住の地として福島に“行ってみよう!”と思っていただけるきっかけとなるよう、このイベントに出展。10時から、イベント終了まで多くのみなさまに展示を観ていただきました。

  • 会場の様子1
  • 会場の様子2
  • 会場の様子3

ブースでは「知って、学んで、行ってみよう!ふくしま」をテーマに、福島・浜通りの各地の復興の状況を写真で紹介。また、放射線の基礎知識や、放射線の量をあらわす空間線量率の推移を解説したパネルなども掲出し、福島県内の空間線量率が日本のほかの都市や世界の国々と比較しても大きな差がないことを紹介しました。

  • 会場の様子4
  • 会場の様子5
  • 会場の様子6

正しい情報を知っていただくため、ALPS処理水海洋放出のプロセスやモニタリングの状況についてわかりやすく説明するパネルも設置。なお 、東京電力や環境省では、随時モニタリング検査を行っており、現在に至るまで基準値を超過したデータはありません。また、現在の重要課題のひとつである中間貯蔵施設の土壌の復興再生利用の推進に関するパネルについては、「中間貯蔵施設で保管されている土壌(東京ドーム約11杯分)のうち、約4分の3は復興再生土として利用可能であり、これにより最終処分量を減らすことができること。」など担当が付いて詳しく説明。

さらに、福島県に興味を持たれた方が持ち帰ることができるよう福島県浜通りの各市町の観光パンフレットなども配布しました。

  • 会場の様子7
  • 会場の様子8
  • 会場の様子9

ブースには老若男女を問わず幅広い層が集まり、カップルや親子連れなども多く来場しパネルの解説をじっくりと読み込む姿が見えました。

来場者のそれぞれが
福島を感じる!

体験された参加者に感想をうかがったところ、

加古川市在住の20代女性は、「普段、福島のことを考えることがなかったので、よいきっかけになりました。関西ではあまり報道がないので、元通りなっていってることがよくわかりました」

西宮市在住の60代女性は、「桜まつり(富岡町の桜まつりが2024年に再開された)の写真を見て行ったことはないけど、お祭りが再開できたことを見てなにか泣けてきました」

吹田市在住の30代男性は、「アルプス処理水の事など報道から受け取っていたものとちょっと違った印象を受けました。伝える方の思い込みや感情も受け取っていたような気がするので、正確な情報を持たないといけないということを改めて思いました。せっかくなので、この機会にもう一度震災のことを調べてみたいと思います」

大阪市在住40代男性は「安全な土(中間貯蔵施設の土壌)なんだから、ここに持ってきて線量計(の数値)を見てもらって、(関西の人にも)一緒に考えてもらったらダメかなぁ」

などたくさんのお声をうかがうことができました。

福島の今を学んだあとの
お楽しみ!

  • 会場の様子10
  • 会場の様子11
  • 会場の様子12

クイズとアンケートに参加した特典として用意されたのが、展示パネルをまとめたパンフレットや「福島の復興と再生の歩みを学ぶ」冊子など、4つの冊子を配布。アンケートに答えた方への抽選会では、1等の福島のラーメンセットのほか、2等、3等にサイズの違うシャベルでのお菓子すくいを用意し会場を盛り上げました。

  • 会場の様子13
  • 会場の様子14
  • 会場の様子15

2等、3等はガラポンを回す楽しみ以外に、お菓子をシャベルですくう楽しさも加わり、特にお子さまから大好評でした。
復興庁ブースには、このイベントで約900名の方が来場し「前から喜多方ラーメンを食べに行きたいと思っていたので、福島をいろいろ巡ってみたい!」や「馬追い祭(相馬野馬追)、迫力ありそうですね!」など、多くの方に福島の今を知っていただき、興味を持っていただけました。

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