ちゃんと知っておきたい復興再生利用のこと

ちゃんと知っておきたい復興再生利用のこと

福島県では、2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故後、除染作業に伴って生じた大量の土壌等が中間貯蔵施設に保管されています。
この土壌等は法律により福島県外において最終処分されることになっており、原発事故で最も深刻な被害を受けた福島のふるさとを取り戻すため、土壌の行き先は全国で考えなければならない課題となっています。
このページでは、「復興再生利用ってなに?」 「安全性は確認されているの?」といった疑問に対して、知識を深めるためのWebサイトをご紹介します。

なぜ福島県外で最終処分
することになっているの?

中間貯蔵施設の受け入れ、整備にあたっては、大熊町・双葉町の皆様に、先祖代々の土地や家屋を国に提供するという大変重い決断をいただきました。福島の皆様に、これ以上の負担を生じないようにするため、福島県外で最終処分をすることが法律で定められています。この土壌の行先は全国で考えなければならない課題となっています。

県外最終処分に向けて
具体的にどうするの?

県外最終処分の実現に向けては、最終処分する土壌の量を減らすことが重要です。そこで、 “復興再生利用”の推進が鍵となります。
そのために、今どんなことが進められているのかをご紹介します。

「復興再生利用」 ってなに?

復興再生利用とは、放射能濃度の低い土壌を一定の管理の下、公共事業等で利用することです。
復興再生利用の目的や内容をご紹介します。

復興再生利用の安全性は
確認されているの?

これまで複数の場所で実施した実証事業等で、IAEA等の第三者から安全である旨の評価を受けています。これを踏まえて復興再生利用の基準を策定しており、安全に実施することができます。

今、どこで復興再生利用をしているの?

首相官邸霞が関の中央官庁で、政府が率先して復興再生利用を実施しました。モニタリングも実施しており、放射線量に問題ないことも確認しています。

もっと詳しく
知りたいときは?

調べたい、誰かに説明したい。そんな時のための情報源。
データ、パンフレット、動画、学習教材など、​詳しく知るためのコンテンツをまとめています。

応援したい人へ、
自分にできること​

“知ったあと”にできることが少しずつ広がっています。
現地見学会(中間貯蔵施設等)イベントへの参加、SNSでの情報発信等、小さなアクションが復興を進める力になります。