数字で知って！食べて！行こう！福島 | 福島の今

東日本大震災から今なお続く風評を払拭するためには、福島のことを知ってもらい、福島のものを食べてもらい、福島に来てもらうことが大事です。そこで、「数字で知って！食べて！行こう！福島」では、食べ物の検査の状況や福島を訪れる人の状況など、福島の復興の現状を数字で紹介します。

1福島産の農林水産物の今を
見てみよう!

厳しい検査をクリアして出荷！

福島県産農林水産物は、出荷前の段階で放射性物質の検査が行われ、安全性が確認された農林水産物のみが出荷されています。

食品中の放射性物質検査結果
（2022年度産）基準値超過数（件）／検査数（件）

玄米: 0件 / 1,062件
野菜・果実: 0件 / 2,137件
畜産物: 0件 / 1,970件
海産魚介類: 0件 / 3,849件
栽培山菜・きのこ: 0件 / 609件
野生山菜・きのこ: 0件 / 494件
内水面養殖魚: 0件 / 26件
河川・湖沼の魚類: 0件 / 219件

出典：福島県ホームページ
農林水産物のモニタリング検査結果【概要】
令和4年度の農林水産物の緊急時モニタリング検査結果（令和5年3月31日現在）

基準を超えた場合は、流通しないようになっているため、みなさんが行くスーパーやお店には並ぶことはありません。

2海外でも人気上昇！
福島の農産物とお酒

震災前の主な輸出先の一部の国・地域において今なお輸入規制が続く中、
福島県農産物及びアルコール類の輸出量は順調に伸びています。
なお、福島県産の日本酒については、全国新酒鑑評会において金賞受賞数9回連続日本一を達成するなど
高い評価を受けています。

出典：福島県県産品振興戦略課

福島県の日本酒は、全国新酒鑑評会において、史上初の金賞受賞数9回連続日本一の快挙を達成してます。

3福島と海外の空間線量率

福島県内の空間線量率を世界と比べてみると…

世界各国の空間線量率

ニューヨーク,0.05μSv/時

福島県の空間線量率

会津若松,0.05μSv/時

出典：海外の放射線量については日本政府観光局、福島県内については復興・再生のあゆみ(第11版)(令和5年8月24日発行)、ケララについては「UNSCARE2008報告書」を基に作成
(注)

Sv（シーベルト）：放射線によって人体が受ける影響の大きさを表す単位
パリは2017年10月、ロンドンは2018年１月、ニューヨークは2019年１月、ベルリン、シンガポール、香港、北京及びソウルは2019年9月、東京都は2021年9月、福島県内各所は2022年9月時点の数値。
1000μSv（マイクロシーベルト）＝１ｍSv（ミリシーベルト）
1000mSv（ミリシーベルト）＝１Sv（シーベルト）

福島県内の主要都市の空間線量率は、海外の主要都市とほぼ同様です。

4福島を訪れる人の数

福島県内に宿泊した外国人の数は、2017年には震災前以上に回復しましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う、多くの国における海外渡航制限や、日本での検疫強化、査証の無効化等の措置により、2020年以降は大幅に落ち込んでいます。

福島の会津エリア、中通りエリア、浜通りエリアのマップ

出典：宿泊旅行統計調査観光庁
(注) 従業員数10人以上の宿泊施設を対象。

福島県は、異なる気候風土のもと、３つの地域がそれぞれに魅力的な発展をしてきました。それぞれの特色を知ることで、バラエティーに富む福島県の魅力を何倍も楽しむことができます。