岩手・宮城・福島の産業復興事例集30 2021-2022 第二章、始動~ニッポンの次世代モデルを目指す
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00宮城県岩手県八戸JCTJR八戸線JR八戸線久慈駅久慈駅復興道路(三陸沿岸道路)●2021年3月:全長359㎞のうち312㎞が開通盛駅盛駅大船渡線BRT大船渡線BRT気仙沼線BRT気仙沼線BRT登米ICJR気仙沼線●2012年12月:前谷地駅〜気仙沼駅  BRTによる運行開始女川駅女川駅JR石巻線JR石巻線渡波駅渡波駅JR石巻線●2013年3月:渡波駅〜浦宿駅 運行再開●2015年3月:浦宿駅〜女川駅 運行再開 (全線開通)久慈IC-39.5宮古駅宮古駅宮古港IC宮古中央IC釜石駅釜石駅200,000150,000100,00050,000●宮城県・岩手県沿岸部の人口増減率(2020年/2010年)(%)-40●応急仮設住宅入居者数の推移-30-20-10-17.3-29.8-13.6-8.6-11.0-7.7-11.3-28.0-16.1-10.3-14.0-15.7-17.5-19.6-14.9-21.6-28.2-18.9-13.6-22.7126,910105,55986,09066,23642,53910気仙沼市南三陸町石巻市女川町東松島市松島町利府町塩竈市多賀城市七ヶ浜町仙台市名取市岩沼市亘理町山元町洋野町久慈市野田村普代村田野畑村岩泉町宮古市山田町大槌町釜石市大船渡市陸前高田市5.1-1.23.9-1.59.2-6.2宮城県:665岩手県:4,798宮城県:6,638岩手県:6,910宮城県:74岩手県:1,165宮城県:13岩手県:93319,71441,92439,68133,91528,04520,44812,7412012201320142015201620172018201920202021(年)沿岸部の人口増減応急仮設住宅の入居者数交通・物流網の整備株式会社リアスターファーム株式会社インディゴ気仙沼南三陸ワイナリー株式会社株式会社東松島長寿味噌株式会社巻組一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン株式会社やまもとファームみらい野株式会社久慈ソーイング宮古地域大夢栽培研究会小野食品株式会社株式会社キャッセン大船渡株式会社海楽荘株式会社御前屋復興支援道路(みやぎ県北高速幹線道路)●2021年度:登米IC〜栗原IC 全線開通予定JR仙石線●2015年5月:一部を高台に移設 のうえ高城町駅〜陸前小野駅 運行再開(全線開通)仙台駅仙台駅亘理駅亘理駅浜吉田駅浜吉田駅山元町山元町復興道路(三陸沿岸道路)復興支援道路(みやぎ県北高速幹線道路)復興支援道路(東北横断自動車道釜石秋田線)復興支援道路(宮古盛岡横断道路)JR線BRT(バス高速輸送システム)三陸鉄道リアス線三陸鉄道リアス線●2014年4月:南リアス線、北リアス線 全線運行再開●2019年3月:釜石駅〜宮古駅(旧JR山田線) 三陸鉄道に移管され運行開始(三陸鉄道リアス線として全163㎞が全線開通)復興支援道路(宮古盛岡横断道路)●2021年3月:宮古港IC〜盛岡南IC 全線開通盛岡南IC復興支援道路(東北横断自動車道釜石秋田線)●2019年3月:釜石JCT〜花巻JCT 全線開通花巻JCT栗原IC柳津駅柳津駅JR気仙沼線JR気仙沼線前谷地駅前谷地駅高城町駅高城町駅石巻駅石巻駅陸前小野駅陸前小野駅JR仙石線JR仙石線仙台港北ICJR常磐線●2013年3月:浜吉田駅〜亘理駅 運行再開●2016年12月:相馬駅〜浜吉田駅  内陸へ移設して運行再開JR常磐線JR常磐線相馬駅相馬駅(人)宮城県岩手県仙台市仙台市56青森県青森県盛岡市盛岡市東松島市東松島市福島県福島県久慈市久慈市宮古市宮古市三陸鉄道リアス線三陸鉄道リアス線大槌町大槌町株式会社ひょうたん島苫屋釜石市釜石市釜石JCT大船渡市大船渡市陸前高田市陸前高田市気仙沼市気仙沼市気仙沼駅気仙沼駅気仙沼中央IC南三陸町南三陸町石巻市石巻市浦宿駅浦宿駅女川町女川町復興道路・復興支援道路は、延長約570kmのうち約541km(約95%)が開通済み。一部未開通区間については、2021年度内に完成予定。鉄道は2020年3月14日、JR常磐線の全線が開通。東日本大震災で被災した鉄道は全線開通を果たした(BRTによる復旧を含む)。被災地の沿岸部では、人口が減少傾向にある市町村が多くなっている東日本大震災以降の被災地、特に沿岸部では人口が減少傾向にある市町村が多い。2020年と2010年を比較すると、宮城県では女川町、南三陸町、山元町、岩手県では大槌町、陸前高田市などの減少率が高い。一方、仙台市と近郊の名取市、利府町では人口が増加傾向にある。応急仮設住宅の入居者数は2021年現在で約0.1万人に減少している応急仮設住宅の入居者数は、東日本大震災から間もない2012年には宮城県・岩手県を合わせて約16.9万人だったが、住まいの再建が進むとともに減少。2021年には約0.1万人となっている。なお、宮城県・岩手県は2020年度に建設型応急住宅の供与を終了している。交通・物流網のインフラ整備は概ね完了出典:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」、日本人住民出典:緊急災害対策本部「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について」宮城県宮城県岩手県岩手県宮城県・岩手県沿岸部の現況【住まいと街の復興】

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