岩手・宮城・福島の産業復興事例集30 2019-2020 東日本大震災から9年~持続可能な未来のために
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「お金」の課題解決に向けたポイント無理のない再建計画、業界や地域の状況を踏まえた事業計画の立案を心がける!金融機関、行政機関などとの連携を重視し、アドバイスを積極的に受け入れるようにする!BCPの策定によって、「取引先の倒産」や「災害」などのリスクを想定したキャッシュフローを意識する!するための事業計画を準備43.5%30.4%33.3%24.6%24.6%リカバリーへの取り組み東日本大震災事業者再生支援機構の債権買い取りにより二重ローンを解消した金融機関との綿密な打ち合わせによって、着実な資金計画を策定し、実行に移すことができたクラウドファンディングを使って資金調達を行った県の産業支援機構の働きで、金融機関からの融資が増えた国や県の支援を受け、県外や海外の市場開拓を進めた積極的に展示会への出品を行い、技術力のアピール、OEMの新規受注に取り組んだ専門家によるアドバイスで自社のポジションと将来のポテンシャルを客観的に見ることができたアドバイザーの派遣を受け、被災の1年後に「10カ年の経営計画」を策定したことで、再建の基本路線が確立できた協議会を設立し各社が協力することで、自社だけでは負担できない広報活動が可能になった生産性を上げるために効率的な投資を行った139

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