岩手・宮城・福島の産業復興事例集30 2019-2020 東日本大震災から9年~持続可能な未来のために
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43.5%26.1%33.3%21.7%18.8%リカバリーへの取り組み「ヒト」の課題解決に向けたポイント「人手不足は全国共通」などと諦めず、まずは自社のスタッフが働きやすい環境を整備する!信頼できるアドバイザーの確保、地域の人的ネットワークづくりに取り組む!BCPをスタッフを巻きこんで策定していくことで、スタッフのリスクに対する意識を向上させるなどの効果が期待できる!雇用の確保が最優先項目スタッフだけでなく、その家族の不安を払拭することに取り組んだ再雇用を前提に一時的に離職扱いとして、雇用保険の特例により迅速に失業給付を受け取れるようにした事業所内保育や企業主導型保育事業に取り組んだことで、若い世代の応募が殺到したインターンで職業・職場体験をしてもらい、コミュニケーションをとったうえで採用している従業員が離職し、売り上げも下がったが、事業規模をコンパクトにすることで存続できている長年にわたって培った人と人とのつながりによって、被災後約2週間で営業再開にこぎつけ離職を防いだ異業種から人材支援を受け交流が生まれたことで、従業員に新しい視点で挑戦する意欲が生まれた従業員の立場や環境に応じた働きやすい仕組みをつくることで、やりがいを生み出した外部のコンサルタントから、内部管理体制や製造コストの削減手法などを学んだ金融機関や行政、商工会との関係を強化してアドバイスを継続的に受けた135

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