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第4回地域復興マッチング「結の場」ワークショップを開催しました[平成25年12月4日]

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第4回地域復興マッチング「結の場」ワークショップを開催しました
~亘理町・山元町の企業と大手・中堅企業が対話~

 復興庁宮城復興局では、12月4日に亘理町内において、地域復興マッチング「結の場」ワークショップイベントを開催いたしました。
 地域復興マッチング「結の場」は、被災地域企業が抱えている経営課題の解決、経営力を強化するために、大手・中堅企業等の持つ経営資源(ヒト・モノ・情報・ノウハウ等)を効果的に繋ぐことを目的として実施しているものです。
 第4回目となる今回は、亘理山元商工会との共催で、亘理町・山元町の農産物とその加工品生産者、食品加工業者6社と、復興支援に意欲を持った大手・中堅企業等19社が参加しました。
<参考> 第4回地域復興マッチング「結の場」に参加いただいた企業
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<現地視察>
 支援企業の参加者らは、ワークショップに先立って、亘理町浜吉田地区にあるいちご団地・いちご選果場の視察を行いました。
 亘理町・山元町の特産品であるいちごは、その生産の中心が沿岸部にあったため大津波による壊滅的な被害を受けました。いちご団地・いちご選果場は、いちごの生産体制再生のために、町が復興交付金を活用して造成したものです。
 参加者らは、亘理町農林水産課の担当者から説明を受けながら、クリスマスケーキ需要に向けて最盛期を迎えるいちご栽培の現場を見学しました。
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<ワークショップ>
 「結の場」ワークショップでは、被災地域企業と支援意欲を持った大手・中堅企業とが、地域や会社・業界の枠を超えて対話の場に参加します。
 ワークショップは、被災地域企業と支援意欲を持った企業とが今後の協働に向けて関係を深める機会、支援意欲を持った企業が自社の経営資源を活用した復興支援や被災地域企業と協働した産業の復興について考えてもらう機会です。
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 ワークショップのゴールは、支援意欲を持つ企業が、被災地域企業の抱える課題やニーズを理解した上で、自社ができる支援のイメージを掴むことにあります。
 支援企業の参加者を業種が重複しないよう5名程度ずつのグループに分け、グループごとに各亘理・山元企業のテーブルに座ります。
 参加者は、模造紙や付箋を用いながら、被災地域企業の抱える課題(震災前から抱えていた課題、震災によって引き起こされた課題、今後事業計画を進めていく上での課題)について、問いを繰り返すことで課題の深掘りを進めていきます。
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 今後は、ワークショップで検討・共有された課題に基づき、参加した支援企業から具体的な支援活動を提案いただき、亘理山元の各企業の意向・優先事項を踏まえながら、1月中旬以降マッチングに向けた調整を行ってまいります。


<ミニ物産展>
 会場外では、亘理山元商工会主催「ミニ物産展 in 結の場」が開催され、今回参加した6社の商品の他、亘理町・山元町の特産品の販売会が行われました。
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■第4回 地域復興マッチング「結の場」
 日 時:平成25年12月4日(水)
 場 所:亘理町中央公民館
 主 催:復興庁宮城復興局、亘理山元商工会
 参加者:亘理山元地域企業6社、支援企業19社

<参考リンク>
助けあいジャパン情報レンジャー:第4回 地域復興マッチング「結の場」(外部リンク)

<本件に関する問い合わせ先>
復興庁宮城復興局 担当 山本、村山、国田
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 仙台第一生命タワービル13階
TEL:022-266-2163
E-MAIL:yuinoba@cas.go.jp

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