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松本復興担当大臣の会見 [平成23年7月1日]

松本大臣記者会見録(平成23年7月1日(金)10:30~10:40 於)合同庁舎5号館3F特別会議室)

1.発言要旨
おはようございます。
明日、あさって、早速3県に御挨拶に参ります。知事にお会いをして、意見を交換して、御要望を伺っていきたいと思います。日程については現在調整中です。
一言申し添えます。先日、28日の記者会見で私は「3月11日以来、民主党も自民党も公明党も嫌いです」と発言しました。この趣旨は、私は政局的なことを好まないタイプであり、今の局面では被災者に寄り添うことが私たちの使命であるということを言いたかったのであります。私の意が十分に伝わらなかったとするならば、お詫びを申し上げたいと思います。
もう一言、皆さんにちょっと謎かけですけれども、先週、総理から復興大臣の話があったとき、総理はこういうふうに言われました。御承知のとおり、2次補正、それと特例公債法、そしてフィードインタリフの法案、この3つをしっかりやり上げてめどをつけたいということを言われましたので、私は本当に決意があられるんだなというふうに思いました。そのときにある歌を思い出しまして、50年ほど前の歌ですけれども、「私の試練」という歌があります。ピーター・ポール&マリーの「オール・マイ・トライアル・ロード」という歌ですけれども、この歌を思い出しました。私もしっかりとこのことを腹に入れて、この試練に立ち向かっていきたいというふうに思っております。
以上です。

2.質疑応答
(問)明日、あさっての視察の目的は復興担当相に御就任なさった挨拶だということなんでしょうか。
(答)挨拶もありますし、もう何回も足を運んでおりますから、刻一刻と状況も変わっておりますから、新しい3県の姿を見ていきたいと思いますし、新しい御要望もあるかと思いますので、聞いていきたいというふうに思います。

(問)3県の知事さんとそれぞれお会いになると。
(答)まだ知事本人とお会いできるかは、私はちょっとわかりません。

(問)被災地には何度もいらっしゃっていると思うんですけれども、大体何回目ぐらいになるんでしょうか。
(答)知らない。

(問)大体で結構なんですが。
(答)東北は8回らしいです。

(問)それから、大体の日程、土曜日は何県、日曜日は何県というのは決まっているんでしょうか。
(答)いえ、決まっていませんけれども、東北だけではないので。実は今朝ちょっと電話をしたんですけれども、時間と日程が許せば、来週、新潟とか長野にも足を運びたいなというふうに思っています。まだこれは検討中です。

(問)昨日、税と社会保障の一体改革の政府与党案が固まりましたが、消費税の引き上げ時期をちょっと曖昧にして、閣議決定もしないというような決着になったんですが、復興財源の規模についても関係してくるかと思うんですが、今回の決着のあり方について、大臣はどのようにお考えですか。
(答)それぞれ与謝野大臣、そして仙谷副長官、御努力をなさって決まった結果だと思っています。

(問)それは、ちょっと曖昧でないかとか、復興財源へ影響を与えるというような懸念はされてはいないんですか。
(答)いや、ありません。

(問)3県の復興現地本部が立ち上がったと思いますけれども、五、六人の実動部隊ということで、各県のニーズというのをちゃんと把握して情報の要になれるのでしょうか。
(答)皆さん御承知だと思いますけれども、ずっと私たちは動いています。被災者生活支援チームというのができて、発災から次の日に現地に対策本部、あるいは現地対策室というのがずっとここに張りついてくださっている方々がそれぞれおられます。そういう方々と一緒になっていきながらやるわけですから、人数はどうなるかということを私は今正確には言えませんけれども、そういう切れ目のないやり方をずっとしていきながらやっていく。だから、支援本部も支援チームもずっとこの間被災者に寄り添っていますし、そういったことで、今までのチームとこれからのチームが一緒になってやっていく。いずれはこの復興本部の態勢を整えていくということで、一切切れ目がない状況をこれからも作っていきたいと思っております。

(問)今のとちょっと関連するんですけれども、東京の本部の事務局のほうなんですが、大臣はチームをつくることが大事とおっしゃっていたと思うんですが、大体何人規模でその事務局を走らせたらいいと。
(答)100名規模です。しかも優秀な人たちばっかりですから。私を除いて。

(問)あとちょっと確認なんですが、冒頭の、先日の記者会見での発言の趣旨をもう一度御説明なさったのは、自民党、公明党のほうで反発があったからということなのでしょうか。
(答)ノーコメント。

(問)そのことに絡んでなんですけれども、今日、そういう誤解があったとすればお詫びしたいというお話をされたのは、例えば閣議後でありますとか、総理のほうから発言に気をつけるようにとか、そういうような趣旨の。
(答)全くありません。


(以    上)

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