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田中復興大臣記者会見録[令和元年11月26日]

田中復興大臣記者会見録(令和元年11月26日(火)9:15~9:20 於 衆議院本会議場中庭側廊下)


1.発言要旨
 本日、1点目でございますが、24日は安倍総理に同行し、宮城県の南三陸町、気仙沼市、大崎市を訪問いたしました。
 「復興グルメF-1大会」や、「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」、機能を集約した新たな造船所を視察し、総理とともに、復興が着実に進んでいることを実感いたしました。
 また、視察を終えて総理からは、復興・創生期間後も前向きな取り組みを後押しし、復興をなし遂げることが政治の責任であり、年内の基本方針の取りまとめに向け、現場の声を踏まえながら作業を加速する旨の御発言がありました。
 私も復興大臣として、引き続き全力を尽くしてまいる所存であります。
 2点目であります。
 28日に「新現役交流会2.0」の開会式に出席いたします。
 このイベントは、専門人材の不足に悩む東北3県の中小企業と、首都圏の大企業OBの専門人材である「新現役」とのマッチングを行うものであります。
 この機会を通じて、東北の被災地企業と「新現役」とのすばらしいマッチングが生まれ、被災地企業の成長、ひいては被災地の産業・生業の再生につながることを期待しているところでございます。
 以上でございます。

2.質疑応答
(問)昨日、福島市でイノベーション・コースト構想の分科会が開かれまして、新たな戦略ということで、航空宇宙産業と医療関係が重点分野に加えられました。
 こちらの取り組みに関しては長い対応が必要かと思いますが、復興・創生期間後を見据えて、イノベーション・コースト構想の実現化にどのように取り組まれるお考えでいらっしゃいますか。
(答)私どもは今、復興3県の復興・創生期間後のあり方について、非常に努力しておりますし、また、これからも真剣な取り組みをしていかなければいけないと思っております。
 とりわけ、新しい分野であります医療とか科学技術の分野等につきましては、地域に貢献するということ、場合によっては、人が増えていくという視点からも取り組みが必要でありますし、一方では、世界に通用する、もちろん、日本の国内ではリーダーシップが発揮できるような高いレベルのブレーンがお集まりいただけるような舞台づくりをしていくこと、この双方が求められていると思っております。
 今までにない形をつくっていくこと、そして、地元の皆様にも御納得していただけるような姿形をつくるということは、そう簡単な話ではないと思いますが、一生懸命、専門家の意見、あるいは地元の皆様の御要望等を受けながら取り組んでまいりたいと思っております。
(問)今日、内堀福島県知事がグループ補助金の使い勝手が悪いということで、経済産業大臣に緊急要望にも上がりますけれども、大臣として、どのようにすれば多くの中小企業を再建できる、どういったリーダーシップを発揮されていくお考えでしょうか。
(答)グループ補助金は、私たちにしてみれば、少しでも地域の皆様のお役に立てるように、使いやすいようにという思いを持っていろいろと知恵を絞ってきた一面があります。
 しかしながら、現場の皆様にとって、いろんな御要望も出ておりますし、いろんな形を今後想定しながら対応していかなければならないと思っておりますので、経済産業省ともいろいろと相談しなければならないと思っております。
 以上でございます。
 ありがとうございます。よろしくお願いします。

(以  上)

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