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吉野復興大臣記者会見録[平成30年6月22日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成30年6月22日(金)9:50~9:55 於)復興庁会見室)

1.発言要旨
 今日の報告事項はございません。
 
2.質疑応答
(問)昨日、福島県の内堀知事が再選に向けて出馬表明されました。現時点で復興大臣として何かこれまでの内堀県政に対する評価であったり、お話しできることがあればお願いいたします。
(答)政府としては地方自治体の選挙にコメントする立場ではございません。私個人の意見として、内堀知事は発災以来ずっと福島県を見ておりますし、いろんな事業もやって、ここまで7年間という復興をやり遂げた人でございます。まだまだ課題は残っておりますので、何としても2期目、当選していただいて福島県のために働いていただきたいというのが個人的な見解です。
(問)国会の会期が1か月延長することになりまして、引き続き国会論戦が続くかと思うんですが、一方で来年度の予算編成に向けた概算要求の作業が本格化するかと思うんですが、新年度予算編成に向けていまして特に力を入れて予算要望、要求していきたいような分野があったらお願いします。
(答)国会の延長ですけど、国会は議論の場でございますので、抱えている法案もございますから、延長は、議論をしていくという意味では、私は評価をしたいと思っています。
 また、概算要求の重点化ですけど、まだこれを重点化したいというところは事務方から上がっておりませんけれど、私個人としてはやっぱり心のケア、心の復興等々。そして一番ダメージを受けた人が支援策を受け入れられないということがあってはならないわけでありますので、一番ダメージを受けた方がきちんと支援策が受けられるような、ここでゴールだから、それ以上かかるものは駄目ですよという風潮が聞かれますので、そういうところは正していきたいというふうに思っています。
(問)厚生労働省の調査ではあるんですが、2025年度、介護職員の充当率が福島県がワーストとありました。復興庁としてもこれまで相双地方の人材確保などに力を入れてきたと思うんですが、今回、厳しい現状の浮彫りに対する思いと今後の対策等あれば。
(答)千葉県と福島県が介護職員の充足率が一番悪いというふうに新聞がに書かれておりました。だからこそ、12市町村に人材を確保する事業と施設の赤字補填、こういう形になります。介護保険というのは、定員がいて初めて利益が出るわけでございますので、定員が半分になれば、そこで黒字を出すということは介護保険上、不可能なことなんです。なぜ定員が半分になってしまうかというと、職員が足りない。職員が足りないから職員の分しか利用者を増やすことができないわけでありますので、正に職員の確保と、いわゆる赤字幅を縮小するというのは、リンクをしているわけであります。今年度の事業の大きな目玉策として、人材の確保、そして赤字補填というものをつくったわけですけど、その効果がまだ現れていないのかなと。これがきちんと効果を発揮できれば、人材確保という意味ではかなり効果を発揮してくれるのだというふうに期待をしているところです。

(以    上)

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