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今村復興大臣記者会見録[平成29年1月31日]

今村復興大臣閣議後記者会見録(平成29年1月31日(火)8:42~8:44 於)官邸エントランス)

1.発言要旨
 おはようございます。先般の福島県訪問について御報告をいたします。28日(土)、福島市内で「第14回原子力災害からの福島復興再生協議会」を開催いたしました。協議会は、国と地元の関係者が一堂に会する場であり、また、率直な御意見をいただくことができ、大変有意義な会議であったと思っております。特に、福島特措法の改正法案がありますので、これについてはこれまでも地元の意見をお聞きしながら練り上げてきたものでありまして、おおむね要望に添ったものだと評価いただいたのではないかなというふうに思っております。
 また、今後、皆様方からいただいた様々な意見について、関係省庁とも連携をとりながら真摯に対応してまいります。この協議会を受け、さらに弾みをつけて私としても福島の復興再生のために頑張っていくという決意を新たにいたしたところであります。
 その後、あんぽ柿を生産しているJAや、福島産のスイーツづくりを手がける電子部品メーカー、あるいは、高品質な福島県の日本酒づくりを牽引する酒造会社、あるいは、観光復興に取り組んでおられる旧宿場町・大内宿、白河の方も訪問いたしまして、風評被害払拭対策や観光振興について意見交換をしてまいったところであります。
 今後もできるだけ現場に足を運び、被災地に寄り添いながら復興の着実な進捗を図ってまいりたいというふうに思っております。
 以上です。
2.質疑応答
(問)先日、福島に訪問された際に、帰還困難区域の復興拠点について、一つの市町村の中に複数設置するという可能性も否定はされなかったと思うんですが、それに関連して復興特措法の改正案も2月10日にも閣議決定がされて、それが国会審議に移っていくということになるわけですが、改めて地元の方からも評価をある程度頂いたということなんですが、これからの意気込みを教えてください。
(答)これはとにかく帰還しやすいような受け皿づくりをどうやってつくっていくかというところが非常に重要になってきますので、そういう意味でよく調整をしながらやっていきますということを答えたつもりであります。現地でも言いましたけれども、これら復興拠点というのは、ある意味では一つのコンパクトシティと言うんですか、もうちょっと言えばミニ・コンパクトシティという表現がいいのかもしれませんが、そういったところをつくって、ある程度そこに集中してやった方がいいとは思っていますが、これを分散するとまたどうかなという考えもある。
 しかし、地元の人がどうしてもその方がいいということであれば、よくその辺は相談をしながら、とにかく帰ってきやすい故郷づくりにどうしたら一番力になるかという観点から、柔軟に取り組んでいきたいというふうに思います。

(以    上)

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